Accessでお仕事 "OpenQuery/クエリを開く" アクション

"OpenQuery/クエリを開く" アクション

        

"OpenQuery/クエリを開く" アクションは、選択クエリまたはクロス集計クエリを、データシート ビュー、デザイン ビュー、プレビューのいずれかで開くために使用します。このアクションでは、アクション クエリが実行されます。また、クエリを開くときのデータ入力モードを選択することもできます。

メモ   このアクションは、Access データベース (.mdb) 環境でのみ使用できます。Access プロジェクト (.adp) 環境で使用する場合は、"OpenView/ビューを開く" アクションまたは "OpenStoredProcedure/ストアドプロシージャを開く" アクションを参照してください。

設定値

"OpenQuery/クエリを開く" アクションの引数は次のとおりです。

引数 内容
Query Name
クエリ名
開くクエリの名前を指定します。マクロ ウィンドウの [アクションの引数] セクションの [クエリ名] ボックスには、カレント データベースのクエリがすべて表示されます。この引数は省略できません。

ライブラリ データベースで "OpenQuery/クエリを開く" アクションが定義されたマクロを実行すると、まずライブラリ データベースでこのクエリ名が検索され、次にカレント データベースで検索されます。

View
ビュー
クエリを開くときのビューを指定します。[ビュー] ボックスで、[Datasheet/データシート ビュー]、[Design/デザイン ビュー]、[Print Preview/印刷プレビュー] のいずれかをクリックします。既定値は [Datasheet/データシート ビュー] です。
Data Mode
データ モード
クエリを開くときのデータ入力モードを指定します。新しいレコードの追加を許可し、既存レコードの編集は禁止する場合は [Add/追加]、既存レコードの編集および新しいレコードの追加を許可する場合は [Edit/編集]、レコードの表示のみを許可する場合は [Read Only/読み取り専用] をクリックします。既定値は [Edit/編集] です。

解説

"View/ビュー" 引数に [Datasheet/データシート ビュー] を設定すると、選択クエリ、クロス集計クエリ、ユニオン クエリ、または "ReturnsRecords/レコード表示 " プロパティに [Yes/はい] が設定されたパススルー クエリの場合は、クエリの結果セットが表示されます。アクション クエリ、データ定義クエリ、または "ReturnsRecords/レコード表示" プロパティに [No/いいえ] が設定されたパススルー クエリの場合は、そのクエリが実行されます。

"OpenQuery/クエリを開く" アクションの動作は、データベース ウィンドウの [クエリ] タブでクエリを選択して、[開く] ボタンまたは [デザイン] をクリックした場合と同じです。アクションを使用する場合は、オプションを選択することができます。

ヒント   データベース ウィンドウでクエリを選択し、マクロの処理行にドラッグすると、クエリをデータシート ビューで開く "OpenQuery/クエリを開く" アクションが自動的に作成されます。

クエリを開いているときにデザイン ビューに切り替えると、クエリの "Data Mode/データ モード" 引数の設定は解除されます。再びデータシート ビューに切り替えても、元の設定には戻りません。

ヒント   アクション クエリを実行すると、通常は、それがアクション クエリであること、および影響を受けるレコード数を示すシステム メッセージが表示されますが、これを表示しないようにするには、"SetWarnings/メッセージの設定" アクションを使用します。

Visual Basic で "OpenQuery/クエリを開く" アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの OpenQuery メソッドを使用します。