ここでは、次の内容について説明します。
Microsoft Access プロジェクトのサンプル (ノースウィンド プロジェクト) を使用する
ノースウィンドの Microsoft SQL Server データベースを作成する
Microsoft Access では、ノースウィンドという Access プロジェクトのサンプル (NorthwindCS.adp) が提供されています。このサンプルは \Program Files\Microsoft Office\Office\Samples フォルダにあります。このサンプル プロジェクトを使うと、Microsoft Access の操作を学習することができます。このプロジェクトには、ノースウィンド データベースと同じサンプル フォームおよびレポートが含まれています。
ノースウィンド プロジェクトに含まれるテーブル、クエリ、フォーム、レポート、データ アクセス ページ、マクロ、およびモジュールを参照すると、独自のアプリケーションを開発するアイデアを発展させることができます。また、実際に自分のデータを入力する前に、このノースウィンドのデータを使って Access で試してみることもできます。たとえば、[受注] テーブルを使ってクエリの設計を練習することができます。このテーブルにはレコードが豊富に含まれているので、内容のある結果を取得することができます。
ノースウィンド プロジェクトには、主要な機能を説明するヘルプ ファイルが含まれています。このヘルプを表示するには、メニュー バーの [ヒント] をクリックします。
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ノースウィンド プロジェクトを最初に開いたときに、ノースウィンド SQL Server データベースを自動的に作成することができます。まず最初に、[スタートアップ] フォームが SQL Server にログ オンするかどうかを確認するメッセージを表示します。次に、コンピュータで実行されている Microsoft Data Engine (MSDE) を検索し、これを見つけると、NorthwindCS SQL Server データベースを作成して、サーバーに接続できるようにするかどうかを確認するメッセージを表示します。MSDE が見つからなかい場合は、ネットワーク上の SQL サーバーに接続するためのサーバー名、ユーザー名、およびパスワードの入力を要求します。いずれの場合も、[OK] を選択すると、ノースウィンド プロジェクトは、同じ \Program Files\Microsoft Office\Office\Samples フォルダに保存されている SQL インストール スクリプト (NorthwindCS.SQL) を実行します。この SQL スクリプトは、SQL Server データベースのデータ構造、プロパティ、ビュー、およびデータベース ダイアグラムを作成し、サンプル データをロードする一連の SQL ステートメントです。スクリプトの実行が完了すると、ノースウィンド プロジェクトは、新しく作成された SQL サーバー データベースに接続します。
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