Accessでお仕事 データ アクセス ページ上でのレコードのグループ化について

データ アクセス ページ上でのレコードのグループ化について

ここでは、次の内容について説明します。

グループ化されたデータ アクセス ページの利点

デザイン ビューで表示した、グループ化されたデータ アクセス ページ

ページ ビューまたは Internet Explorer で表示した、グループ化されたデータ アクセス ページ

グループ化されたデータ アクセス ページの利点

データ アクセス ページ上のレコードのグループ化は、レポート上のレコードのグループ化に似ています。いずれの場合も、大きな分類から細目にいたる階層を作成して、各レコードをグループ分けします。ただし、データ アクセス ページには、印刷されたレポートにはないいくつかの利点があります。

次の図は、ページ ビューまたは Internet Explorer 5 以降に表示された "受注日別受注高" ページです。このデータ アクセス ページの例では、受注の集計値が日付でグループ化されています。

1 つのグループを展開したデータ アクセス ページ

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デザイン ビューで表示した、グループ化されたデータ アクセス ページ

本文   データ アクセス ページの基本的なデザイン領域です。グループ化されたデータ アクセス ページでは、情報テキストおよびセクションが本文に表示されます。特に指定しない限り、本文中のテキストやセクションなどの各要素の位置は、相対的に決定されます。つまり、各要素は HTML ソースに記述された順番で、連続して表示されます。言い換えると、本文中の各要素の位置は、それ以前の内容によって決まります。本文をページ ビューまたは Internet Explorer で表示すると、本文の内容は、Web ブラウザのサイズに合わせて整形されます。

セクション   テキスト、データベースのデータ、およびツールバーを表示します。特に指定しない限り、セクション中のコントロールなどの各要素の位置は、絶対的に決定されます。つまり、各要素の位置は、セクションの上端と左端の座標に対して固定されます。セクションに対して絶対的な位置を持つコントロールは、ブラウザのサイズが変更されても、同じ位置を維持します。

グループ化されたデータ アクセス ページでは、グループ ヘッダー、グループ フッター、標題、およびレコード移動セクションという 4 種類のセクションを使用できます。それぞれのグループ レベルで、必要なセクションだけを使用します。

各グループ レベルには、レコード ソースが対応します。レコード ソース名は、グループ レベルで使用される各セクションのセクション バーに表示されます。次の図は、デザイン ビューで表示した [受注日別受注高] データ アクセス ページを示しています。

2 つのグループ レベルを持つデータ アクセス ページのセクション

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ページ ビューまたは Internet Explorer で表示した、グループ化されたデータ アクセス ページ

次の図は、ページ ビューと Internet Explorer 5 以降で同一のデータ アクセス ページを開いたときに表示されるセクションを示しています。ページに表示されるレコードの数は、デザイン ビューの [並べ替え/グループ化] ダイアログ ボックスで "DataPageSize/データ ページ サイズ" プロパティを設定することにより、グループ レベルごとに指定できます。この例では、このプロパティが "受注合計-受注日" グループ レベルでは 2、"受注合計" グループ レベルでは [All/すべて] に設定されています。

1 つのレコード グループを展開した状態のグループ化されたデータ アクセス ページ

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追加情報

データ アクセス ページで、レコードをグループ化する

データ アクセス ページ上での、オートナンバー、通貨、または数値の間隔によるレコードのグループ化について

データ アクセス ページ上での、日付または時刻の間隔によるレコードのグループ化について

データ アクセス ページ上での、テキストの先頭 n 文字によるレコードのグループ化について