共有 Access データベースへのデザイン変更の保存について
ここでは、次の内容について説明します。
共有 Access データベースへのデザイン変更の保存
大きなデザイン変更と小さなデザイン変更
Access データベースのデザインと開発を共有する方法
追加情報
共有 Access データベースへのデザイン変更の保存
ほかのユーザーが Access データベースを共有している間は、その Access データベースに対するデザイン変更を保存できません。変更を確実に保存する唯一の方法は、Access データベースを排他モードで開くことです。
通常、共有モードでテーブルとクエリ以外のデータベース オブジェクトまたはアイテムのデザインを変更しようとすると、たとえその時点でほかのユーザーが同じ Access データベースを開いていなくても、モードが一時的に排他モードに変更されます。デザインの変更をすべて保存し、デザイン ビュー ウィンドウをすべて閉じると、Access データベースは共有モードに戻ります。それまで、ほかのユーザーは、その Access データベースを開くことができません。
別のユーザーが共有モードで Access データベースを開いているときに、フォームの変更などの大きなデザイン変更を行うと、変更を保存できない可能性があることを示す警告が表示されます。ただし、別のユーザーが共有モードで Access データベースを開いているときに、プリンタ設定の変更などの小さなデザイン変更を行った場合は、変更を保存できない可能性があることを示す警告は表示されません。Access データベースの唯一のユーザーになった時点で、ユーザーは大きなデザイン変更を保存できるようになり、Access でも実行された小さなデザイン変更が保存されます。
データ アクセス ページの場合は処理が異なります。データ アクセス ページでも、作成、名前変更、移動、および削除を行うには、Access データベースの情報を変更するために、モードを排他モードにする必要があります。ただし、データ アクセス ページを編集する場合は、排他モードにする必要はありません。これは、ページに対応する HTML ファイルが、データベースの外部のファイル システムに置かれているためです。
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大きなデザイン変更と小さなデザイン変更
Access データベースに対する排他アクセスを保持していない場合は、次の "大きなデザイン変更" を行うと、変更を保存できない可能性があることを示す警告が表示されます。
- デザイン ビューでのテーブルとクエリ以外のデータベース オブジェクトに対する変更
- フォーム ビューでのフォームのプロパティ シートに対する変更
- プロジェクトのコンパイル、プロジェクトのプロパティの変更、または Visual Basic Editor での参照の追加または削除
- データベース オブジェクトの名前の変更、貼り付け、または削除
- データベース オブジェクトを種類の違う別のデータベース オブジェクトとして保存すること
- コマンド バー上のコントロールの追加または変更
- データベース ウィンドウでのカスタム グループの編集
- データ アクセス ページの作成、名前の変更、移動、および削除
Access データベースに対する排他アクセスを保持していない場合でも、次の "小さなデザイン変更" については、警告が表示されません。
- 線種やフォントなど、セルの表示に関するプロパティに対する変更
- データシートの列の固定、固定解除、表示、および非表示
- Adjusting データシートの列の幅と行のサイズ
- フォームまたはデータシートのフィルタまたは並べ替え順の変更
- データシートの状態の変更 (展開か折りたたみか)
- OLE オブジェクトの OLE/DDE リンクに対する変更、または非連結オブジェクト フレームの内容の変更
- プリンタ設定の変更
- コマンド バーの場所の変更、または表示/非表示の切り替え
- データベース ウィンドウのレイアウトの変更
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Access データベースのデザインと開発を共有する方法
データベースのデザインを共有するには、次の方法が考えられます。
- 特定のオブジェクトまたはオブジェクトのグループを特定の開発者に割り当てます。たとえば、フォームをデザインする開発者と、レポートをデザインする開発者を分離します。これにより、各開発者は、Access データベースの専用のコピーで作業できます。チームによるテスト、アセンブリ、および本稼動の準備が整ったら、各開発者は、データベースの各自のコピーからメイン データベースにデータベース オブジェクトをエクスポートします。
- ソース コード管理プログラムを使用します。たとえば、Visual SourceSafe Version 6.0 に Source Code Control アドインを組み合わせれば、Visual SourceSafe を Access から使用できます。このアドインは、Microsoft Office 2000 Developer (MOD) に付属しています。Visual SourceSafe を使用する場合は、パフォーマンス最適化ツールを定期的に実行して、最適な性能を維持することをお勧めします。最適化ツールを実行するには、[ツール] メニューの [解析] をポイントし、[パフォーマンスの最適化] をクリックします。
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追加情報
ネットワーク上での Access データベースの共有について
既存の Access データベースをデータとオブジェクトに分割する
Access データベースを開く
既定の設定を Access データベース共有モードで開くか排他モードで開くかを指定する
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