Accessでお仕事 演算フィールドを使って Null 値を操作する例

演算フィールドを使って Null 値を操作する例

クエリのデザイン グリッドで、[フィールド] セルに式を入力します。式で参照するフィールドは、現在のクエリの基になっているテーブルまたはクエリに含まれるフィールドです。

説明
現在の位置 : IIf(IsNull([都道府県]), " ", [都道府県]) IIf 関数と IsNull 関数を使用して、[都道府県] フィールドが Null 値の場合は、[現在の位置] フィールドに空の文字列が表示されます。Null 値以外の場合は、[都道府県] フィールドの内容が表示されます。
リードタイム : IIf(IsNull([要求日] - [発送日]), "欠落している日がないか確認", [要求日] - [発送日]) IIf 関数と IsNull 関数を使用して、[要求日] フィールドと [発送日] フィールドの値のいずれかが Null 値の場合は、[リードタイム] フィールドに "欠落している日がないか確認" というメッセージが表示されます。Null 値以外の場合は、その差が表示されます。
半期売上高 : Nz([第1四半期売上高],0) + Nz([第2四半期売上高],0) [第1四半期売上高] フィールドと [第2四半期売上高] フィールドの合計値が [半期売上高] フィールドに表示されます。ただし、あらかじめ Nz 関数の使用により、Null 値がゼロ (0) に変換されます。
IIf(IsNull[単価],0,[単価]) [単価] フィールド内で Null 値がゼロ (0) に変更されます。

メモ   式の中に算術演算子 (+、-、*、/) を使用している場合、式で使用しているフィールドの 1 つの値が Null 値のときは、式全体の結果は Null 値になります。式に使用した 1 つのフィールドのレコードの一部が Null 値となった場合は、この一覧表に示すように、Nz 関数を使って Null 値をゼロ (0) に変換することができます。Nz 関数の詳細については、 をクリックしてください。