Accessでお仕事 モジュール : 定義と動作

モジュール : 定義と動作

モジュールとは

モジュールとは、1 単位にまとめられて保存されている Visual Basic for Applications の宣言とプロシージャの集まりのことです。

モジュールの構成

モジュールには、クラス モジュールと標準モジュールの 2 種類があります。モジュールの各プロシージャは、Function プロシージャか、または Sub プロシージャになります。

クラス モジュール

フォーム モジュールおよびレポート モジュールは、特定のフォームまたはレポートに関連付けられたクラス モジュールです。フォーム モジュールやレポート モジュールには、フォームまたはレポートのイベントの発生に応答して実行されるイベント プロシージャが含まれることがよくあります。イベント プロシージャを使用して、フォームやレポートの動作、およびコマンド ボタンをマウスでクリックするなどのユーザーの操作に対する応答を制御できます。

フォームまたはレポートの最初のイベント プロシージャを作成すると、関連するフォームまたはレポートのモジュールが自動的に作成されます。フォームまたはレポートのモジュールを表示するには、フォームまたはレポートのデザイン ビューでツールバーの (コード) をクリックしてください。

オブジェクトとイベントを選択してプロシージャを表示する

フォームやレポートのモジュールのプロシージャは、標準モジュールに追加されたプロシージャを呼び出すことができます。

Access Version 7.0 では、クラス モジュールは、フォームやレポートにのみ関連して存在します。Access 97 またはそれ以降のバージョンでは、クラス モジュールは、フォームやレポートとは独立に存在することもでき、このタイプのクラス モジュールはデータベース ウィンドウの [オブジェクト] の [モジュール] に一覧表示されます。[モジュール] に表示されるクラス モジュールを使用して、カスタム オブジェクトの定義を作成できます。クラス モジュールのプログラミングの詳細については、 をクリックしてください。

標準モジュール

標準モジュールには、ほかのオブジェクトに関連付けられていない標準プロシージャと、データベースの任意の位置から実行可能で頻繁に使用されるプロシージャが含まれます。

標準モジュールにはデータベースの任意の位置から使用できるプロシージャが含まれる

データベース ウィンドウの [オブジェクト] の [モジュール] をクリックして、データベースに含まれる標準モジュールの一覧を表示できます。フォーム、レポート、および標準モジュールは、オブジェクト ブラウザでも表示されます。

プロシージャの詳細については、 をクリックしてください。


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