テーブルのフィールドのデータ型を決定する
データ型の種類は、以下に示すことよって決定します。
- フィールドに入力する値の種類によって決定する。たとえば、数値データ型のフィールドにはテキストは格納できません。
- フィールド内の値に使用するフィールド サイズの大きさによって決定する。
- フィールドの値をどのような処理に使用するかによって決定する。たとえば、数値型フィールドや通貨型フィールドでは数値の合計を計算できますが、テキスト型フィールドや OLE オブジェクト型フィールドでは計算できません。
- フィールドの並べ替えを行うかどうか、またはフィールドにインデックスを付けるかどうかによって決定する。OLE オブジェクト型の各フィールドでは、並べ替えをしたり、インデックスを付けることはできません。
- フィールドを使ってクエリまたはレポートのレコードをグループ化するかどうかによって決定する。OLE オブジェクト型の各フィールドを、レコードのグループ化に使用することはできません。
- フィールドの値をどのように並べ替えるかで決定する。テキスト型フィールドでは、数字は文字列 (1、10、100、2、20、200 など) として並べ替えられ、数値としては扱われません。数値として並べ替える場合には、数値型フィールドまたは通貨型フィールドを使用します。また、日付書式も、テキスト型フィールドに入力されている場合は正しく並べ替えられません。並べ替えを確実に行うには、日付/時刻型フィールドを使用します。
- Access で使用できるフィールドのデータ型の概要を表示して決定する。