Var、VarP 関数

クエリで指定したフィールドにある値を母集団または母集団の標本とみなして、その分散の概算値を返します。

構文

Var(expr)

VarP(expr)

引数 expr は、分散を計算する数値データのあるフィールドを識別する文字列式、またはそのフィールドのデータを使用して計算を実行する式です。引数 expr のオペランドには、テーブルのフィールド名、定数、または関数を指定します。関数については、組み込み関数またはユーザー定義関数のどちらも指定できますが、ほかの SQL 集計関数は指定できません。

解説

VarP 関数は母集団を評価し、Var 関数は母集団の標本を評価して分散を計算します。

元になるクエリにレコードが 1 つしかない場合は、Var および VarP 関数は分散を計算できないため Null 値を返します。

Var 関数および VarP 関数は、クエリ式、または SQL ステートメントで使用できます。

参照

SQL 集計関数 (SQL)

使用例

Var, VarP 関数の使用例