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FreeBASIC DevBuildConfig

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FB build 配置オプション



FB makefile は、compiler/rtlib/gfxlib2 ソースコードだけでなく、いくつかの構成オプションを提供します。
FB makefile を使って FB をビルドする場合は、FB makefile の構成オプションを使う意味があります。
FB makefile を使わずに、ソースを、手動でコンパイルして FB をビルドする場合は、ソースコード構成オプションを使うことができますが、FB セットアップを適切にまとめることは、自身の責任となります。

コンパイラと、rtlib/gfxlib2 のソースコードは、両方とも、設定を可能にする、いくつかの #define を処理します。
たとえば、コンパイラをビルドするときに #defining ENABLE_STANDALONE(fbc コマンド行で -d ENABLE_STANDALONE を指定)すると、standalone setup 用にコンパイラが調整されます。
別の例として、rtlib をビルドするときに #defining DISABLE_FFI(gcc コマンド行で -DDISABLE_FFI を指定)すると、libti ヘッダー (ffi.h) を使わずに rtlib が構築されます。
これにより、rtlib の ThreadCall サポートは無効になりますが、libffi を持っていない場合は便利です。

FB メイクファイルを使う場合、make コマンドラインまたは config.mk 内に、いくつかの変数を設定できます。これはメークファイルが fbc/gcc コンパイラを呼び出す方法と、FB セットアップに使うディレクトリ・レイアウトに影響を与えます。
これには makefile が、自動的に設定オプションを、compiler/rtlib/gfxlib2 ソースコードに渡す場合も含まれます。
たとえば、FB メークファイルに ENABLE_STANDALONE=1 を指定すると、メイクファイルは、新しいコンパイラをビルドするとき -d ENABLE_STANDALONE を使って(スタンドアロンにする)、新しくビルドしたコンパイラとライブラリをスタンドアロンのディレクトリ・レイアウトに配置します。

FB makefile commands

FB makefile configuration

以下の変数は、makeコマンドラインか、または FB makefile によって読み込まれる FB makefile の隣にある config.mk というファイルの内部に設定されます。
config.mk は、make を呼び出すときに、毎回手動で変数を指定する必要がないように、永続的な方法で変数を設定するのに便利です。

Make command line example:

$ make CFLAGS='-O2 -g'


config.mk example:

CFLAGS = -O2 -g



Compiler source code configuration (FBFLAGS)


rtlib and gfxlib2 source code configuration (CFLAGS)


参照:

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ページ歴史:2024-01-07 08:55:58
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:DkLwikki

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