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FreeBASIC Boolean

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標準データ型

構文:
dim variable as Boolean

記述:
ブールデータ型。 True(真)False(偽) の値を保持できます。
初期化時のデフォルト値は False です。

ブールデータ型の定義上の注意:
- 理想的には、ブールデータ型の定義は、True(真)False(偽) の値だけを保持することです。しかし、この概念を実現するために、現実的に対応した定義が必要です。
- ブールデータ型の実際の定義は、1ビットの整数で、値 0 が False を示し、1 が True を示すことになります。
- 実用的な定義のために、さらに、追加の要因を考慮する必要があります。最も重要な要素は、コードが実行されるハードウェア(プロセッサ)が 1ビットのデータ型を直接サポートしていないことです。使える最小のレジスタまたはメモリサイズは 8ビットまたは 1バイトです。
- C/C++ でも FB でも "false "は 0 です。C/C++ は論理 'not' 演算子「!」があり、'!0' で '1' を生成します。
FB にはビット演算子 Not があり、'not 0' で '-1' が生成されます。
- しかし、FB のブール値の内部での定義は、1 ビット整数のままであり、より大きな整数型を埋めるためにゼロで拡張されています。
- したがって、ブール値に整数値を代入する場合(False や True の値ではなく暗黙の変換)、 '0' は False 状態を、 '1' または '-1' は True 状態を誘導します(他の値も True 状態を誘導しますが、警告メッセージが表示されます)。
- 一方、逆にブール値を数値型に代入する場合(暗黙の変換により)、False は「0」を、Trueは 「-1」を誘導します。
- いずれにせよ、ブールデータ型の目的と意図は、その基になる詳細がどうであれ、True 値か False 値だけを保持することに変わりはありません。

例:
Dim boolvar As Boolean
boolvar = True
Print "boolvar = ", boolvar
Sleep

出力:
boolvar =     true

バージョン:
方言差:

QBからの違い:

参照:

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ページ歴史:2022-02-23 00:35:16
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:CountingPine

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