FreeBASIC OpCast

{ Type | Class | Union } typename
End { Type | Class | Union }

operator typename.cast () [ byref ] as datatype [ Export ]
...

Cast( datatype, expression )

typename
datatype
expression

expression (typename 変数) を、異なる datatype に変えます。

Cast operator は、Type や, Class や, Union 内で宣言しなければなりません。
すべての非静的メンバー手続きとしては、隠された this パラメータを渡します。

Cast operator は、戻り値の型だけが異なる場合、複数回宣言することができる、唯一の演算子（または関数）です。しかし、中で宣言される、Type や, Class や, Union と同じではありません。

Cast operator は、構築（初期化子付きで）と代入の、式の右側に使える変換を可能にします。（下記の例 1を参照）
その明示的なフォームの用法 Cast( datatype, expression ) に加えて、Cast operator は、datatype への黙示的な変換ができます。（同じ下記の例 1を参照）
この明示的でない使用法では、コンパイラは、オブジェクトの使われ方に基づいて、どの多重定義キャストを呼ぶかを決定します。（例えば、Print 予約語で、コンパイラは、定義されていれば、Cast() As String 演算子を呼び出します）

注意: 多重定義された Cast operator は、UDT インスタンス（組込み型変数でない）だけを変換できます。 それは、多重定義できるのが、メンバー operator（グローバル演算子としてではない）としてだけだからです。
組込み型変数を、UDT（動かない構文： Cast( UDT, built_in_type_variable )）に変換するために、UDT への最善の方法は、構築子や Let 演算子を定めることです。あるいは、参照戻しでなく Cast operator を使うことです。 (by an assignment: Cast( built_in_datatype, UDT_instance ) = built_in_type_variable).
(下記の例 2 参照)

1つの UDT からもう一つの UDT への黙示的な変換のために、最初の UDT の Cast operator は、第2の UDT で、（第2の優先順位で）構築子と Let 演算子を置き換えることができます。（下記の例 3 と例 4 参照）

警告: 値（ByRef でなく）で返す Cast 演算子では、expression が typename のインスタンスの場合、一般的に Return expression (あるいは Operator = expression) などの終了コードを使わないでください。
このような Cast 演算子コードは、typename から datatype への暗黙的な変換が、datatype のため、合致する構築子（または Let 演算子）を介して、すでに存在しない限り、呼び出されたときに無限ループを誘発します。 優先度が高いからです。
(下記の例 5 参照)