ここでは、次の内容について説明します。
Access では、次の 2 つの方法で外部データ ソースのデータを使用できます。
さまざまなデータベース、プログラム、およびファイル形式のデータをインポートおよびリンクできます。
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データをインポートすると、Access データベースまたは Access プロジェクトの新しいテーブルに、そのコピーが作成されます。ソース テーブルやソース ファイルは変更されません。
データのインポートでは、ワークシートまたはテキスト ファイルをインポートする場合を除き、既存のテーブルにデータを追加することはできません。ただし、テーブルのインポートを終えた後で、Access データベースの場合は追加クエリを、Access プロジェクトの場合はストアド プロシージャを使用して、テーブルのデータをほかのテーブルに追加することができます。
テーブルだけでなく、フォームやレポートなどのデータベース オブジェクトも、ほかの Access データベースまたは Access プロジェクトからインポートできます。
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Access データベースにデータをリンクすると、インポートしなくても、外部データ ソースのデータを読み取ることができます。また、ほとんどの場合は、データを更新することもできます。リンクしても外部データ ソースの形式は変更されないため、そのファイルを作成した元のプログラムも引き続き使用できます。Access でも、その外部データ ソースのデータを追加、削除、または編集できます。リンクできるのは、Access データベースのテーブルだけです。Access プロジェクトのテーブルはリンクできません。
リンクしたテーブルと、カレント データベースに保存されているテーブルは、異なるアイコンで表示されます。リンクしたテーブルのアイコンを削除する場合は、リンク元のテーブルそのものではなく、そのテーブルとのリンクを削除します。
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データは次の 2 つの方法でインポートまたはリンクできます。
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Access には、SQL Server、Visual FoxPro などの ODBC データベースと、データ ファイルにアクセスするための ODBC レベル 1 に対応するドライバを提供しているほかのアプリケーションのデータをインポートまたはリンクできます。
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使用しているプログラムが、Access がサポートする外部データベース形式またはファイル形式でデータを保存しない場合でも、そのプログラムがデータをサポートされているいずれかの形式にエクスポート、変換、または保存できるときは、プログラムのデータをインポートできます。また、dBASE や Paradox などの外部データベースをインポートまたはリンクした場合、通常、Access は自動的にインデックスを維持します。たとえば、Works データベースを直接インポートまたはリンクすることはできませんが、Works のデータを dBASE IV (.dbf) データベース ファイルにエクスポートし、そのデータを Access にインポートすれば、フィールド名とインデックスを維持できます。
通常、サポートされていないプログラムは、オペレーティング システムが異なる場合でも、区切り記号付きテキスト ファイルまたは固定長のテキスト ファイルにデータをエクスポートできます。この方法でファイルを Access にインポートまたはリンクすることもできます。ただし、この方法では、インデックスは維持されません。
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頻繁にインポートする場合は、マクロを作成するか、Visual Basic for Applications のプロシージャを作成して、インポート作業を自動化すると便利です。たとえば、データを定期的にインポートする場合や、データをインポートする手順が複雑な場合は、自動化すると便利です。
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