MATCH

関連項目

指定された 照合の型 に従って 検査範囲 内を検索し、検査値 と一致する要素の相対的な位置を表す数値を返します。検査値 で指定したセルに含まれる値ではなく、検査値 の範囲内の位置を調べる場合は、その他の検索/行列関数の代わりに、MATCH 関数を利用してください。

書式

MATCH(検査値, 検査範囲, 照合の型)

検査値   表の中で必要な項目を検索するために使用する値を指定します。

検査範囲   検査値 を含む隣接したセル範囲を指定します。検査範囲 は、配列または配列に対するセル参照を指定してもかまいません。

照合の型   -1、0、1 の数値のいずれかを指定します。照合の型 には、検査範囲 の中で 検査値 を探す方法を指定します。

解説

使用例

ワークシート

セル範囲 C2:C8 には、パーセンテージの表示形式が設定されています。

このワークシートで、

MATCH(39000,B2:B8,1) = 3

MATCH(38000,B2:B8,0) = 2

MATCH(39000,B2:B8,-1) = #N/A

照合の型 として -1 を指定した場合、セル範囲 B2:B8 に含まれる値の並び方が正しくありません。値は降順に並べ替えられておく必要があります。

"円" という名前がセル範囲 A2:A8 を参照し、さらに "円→ドル" という名前がセル範囲 A2:C8 を、"収益" という名前が \6,301,126.33 という数値を含むセルを参照しているとします。LOOKUP 関数と MATCH 関数を使って、次のような文字列を作成し

"米国内での税率は "&LOOKUP(収益,円→ドル)&" で、上記一覧表では "&MATCH(収益,円)&" 番目の税率になります。"

文字列中の関数を計算すると、次のような結果になります。

"米国内での税率は 22.41% で、上記一覧表では 7 番目の税率になります。"