テーブル作成クエリを作成します。
SELECT field1[, field2[, ...]]INTO newtable [IN externaldatabase]
FROM source
SELECT...INTO ステートメントには、次の指定項目があります。
指定項目 | 内容 |
---|---|
field1、field2 | 新しいテーブルにコピーするフィールドの名前。 |
newtable | 作成するテーブルの名前。名前付け規則に従った名前を指定します。引数 newtable と同じ名前のテーブルが既にある場合は、トラップ可能なエラーになります。 |
externaldatabase | 外部データベースのパス。パスの記述方法については、「IN 句」を参照してください。 |
source | 選択するレコードのある既存のテーブルの名前。単一のテーブル名、複数のテーブル名、またはクエリ名を指定できます。 |
テーブル作成クエリは、レコードのアーカイブやテーブルのバックアップ コピーの作成に使用できます。また、別のデータベースへエクスポートするコピーを作成する場合や、一定期間のデータを表示するレポートを作成する場合などにも使用できます。たとえば、地域別月間売上レポートを作成する場合は、毎月同じテーブル作成クエリを実行します。
メモ
新規テーブルに主キーを設定する場合があります。テーブル作成クエリで作成したテーブルのフィールドはクエリの元になるテーブルのフィールドのデータ型とフィールド サイズを継承しますが、それ以外のフィールド プロパティやテーブル プロパティは継承しません。
既存のテーブルにデータを追加するには、SELECT...INTO ステートメントではなく INSERT INTO ステートメントを使用して追加クエリを作成してください。
どのレコードが選択されるかをあらかじめ確認する場合は、テーブル作成クエリを実行する前に、同じ抽出条件を使用する SELECT ステートメントを実行してその結果を調べてください。