クエリで指定したフィールドにある値の集合を母集団または母集団の標本とみなして、その標準偏差の概算値を返します。
StDev(expr)
StDevP(expr)
引数 expr は、標準偏差を計算する数値データのあるフィールドを識別する文字列式、またはそのフィールドのデータを使用して計算を実行する式です。引数 expr のオペランドには、テーブルのフィールド名、定数、または関数を指定します。関数については、組み込み関数またはユーザー定義関数のどちらも指定できますが、ほかの SQL 集計関数は指定できません。
StDevP 関数は母集団を評価し、StDev 関数は母集団の標本を評価して標準偏差を計算します。
元になるクエリにレコードが 1 つしかない場合、または StDevP 関数でレコードがまったくない場合、これらの関数は標準偏差を計算できないため Null 値を返します。
StDev 関数および StDevP 関数は、クエリ式、および QueryDef オブジェクトの SQL プロパティで使用できます。また、SQL クエリを元にして Recordset オブジェクトを作成する場合にも使用できます
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