クエリで指定したフィールドにある値の合計を返します。
Sum(expr)
引数 expr は、合計を計算する数値データのあるフィールドを識別する文字列式、またはそのフィールドのデータを使用して計算を実行する式です。引数 expr のオペランドには、テーブルのフィールド名、定数、または関数を指定します。関数については、組み込み関数またはユーザー定義関数のどちらも指定できますが、ほかの SQL 集計関数は指定できません。
Sum 関数は、フィールドに格納されている値の合計を計算します。たとえば、運送料の合計を求める場合にこの Sum 関数を使用します。
Sum 関数は、Null 値のフィールドのあるレコードを除外して計算します。たとえば、次の例では単価と数量から総売上を求めます。
SELECT
Sum(
単価 *
数量)
AS
総売上 FROM
受注明細;
Sum 関数は、クエリ式、および QueryDef オブジェクトの SQL プロパティで使用できます。また、SQL クエリを元にして Recordset オブジェクトを作成するときにも使用できます。
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