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position に依存しないコードを生成します。(非x86 の Unix 共有ライブラリ)
構文:
-pic
記述:
-pic コンパイラオプションは、コンパイラに、ポジション-非依存 コードを生成するように伝えます。
これは、Win64(そしてまた 32ビット x86)を除いた、x86_64 または ARM Linux/BSD プラットフォームの、共有ライブラリを作成するために必要です。
けれども、このオプションは、実行形式(共有ライブラリと対比される)を作成する時に使うべきではありません。
デフォルトで、
-pic は、
-dll か -dylib を使っているときに、許可されます。他の全ての編集モードでは、使えません。
通常、
-c か
-lib を使っていて、これらを後で共有ライブラリにリンクしたいならば、
-pic を指定するだけです。
-pic は、
-fPIC を gcc(-gen gcc バックエンドを使うとき)に わたすことによって、実装されます。
-gen gas バックエンドは、position-非依存 コードをサポートしません。-gen gas バックエンドは、32ビットの x86 をサポートするだけで、32ビットの x86 上では、共有ライブラリのために必要な、特別な 位置-非依存 コードがないからです。
参照: