指定したメモリを、クリアするか、または初期化します。
構文:
用法:
Clear( dst, [value], bytes )
パラメタ:
dst
対象とするメモリの開始アドレス
value
すべてのバイトを設定する値
bytes
クリアするバイト数
記述:
Clear は、メモリの1バイト以上に、ある値を設定します。(指定しないときは、デフォルト値は、ゼロ (0) です。)
開始アドレスは、変数または配列要素への参照から取得します。
注: Pointer によって参照されたメモリを消去するには、まず参照解除する必要があります。
(または、引数名で、ポインタ名の前に
Byval キーワードを指定する必要があります。)
さもないと、
Clear は、
pointer variable のメモリ位置にあるバイトを、クリアしようとします。
例:
'100の要素で配列を作成します
Dim array(0 To 99) As Integer
'配列の内容を、最初の要素から始めて、0 にクリアします
Clear array(0), , 100 * SizeOf
(Integer)
'メモリの20バイトを割り当てます
Dim As Byte Ptr p = Allocate
(20)
'最初の10バイトを、それぞれ、0 に設定します
Clear *p, 0, 10
'次の10バイトを、それぞれ、42 に設定します
Clear p[10], 42, 10
'割り当てられたバイトの値を、チェックします
For i As Integer = 0 To 19
Print i, p
[i]
Next
'メモリの割り当てを解除します
Deallocate p
Sleep
QBからの違い:
-
振舞いと用法は、FreeBASICで新規作成。
-
キーワード CLEAR は、QB では、すべての変数を消して、すべてのファイルを閉じて、任意で、スタック・サイズを変えるために、使用されました。
この用法は、FreeBASIC ではサポートされません。
参照: