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FreeBASIC Exp

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与えられた数(指数)の、自然対数の底 e を使った乗数を返します。

構文:
declare function Exp cdecl ( byval number as double ) as double

用法:
result = Exp ( number )

パラメタ:
number
e の乗数を求める、Doublenumber

戻り値:
enumber 乗の、Double の値を返します。

記述:
数学の定数 e は、オイラー定数とも呼ばれ、ExpLog の底であり、無理数で超越数です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%94%E3%82%A2%E6%95%B0
e の、20桁の 値は、下の通りです。
2.7182818284590452354
必要な引数 number は、関数の範囲の中の、どんな有効な数値表現であってもよいです。
number が大き過ぎると、Exp は、無限を返します。
number が小さ過ぎると、Exp は、ゼロ (0.0)を返します。
number がゼロなら、Exp は、1.0を返します。
number の厳密な限界は、数学プロセッサに基づいています。

Exp は、ユーザー定義型を受け入れるために演算子として多重定義できます。

例:
'連続複利を計算します
Dim r As Double
Dim p As Double
Dim t As Double
Dim a As Double

Input "初期投資(元本金)を入力してください: "; p
Input "年間利率(小数)を入力してください: "; r
Input "投資する年数を入力してください: "; t

a = p * Exp ( r * t )

Print ""
Print "連続複利計算結果:";t;" 年後に、年金利"; r * 100; " % で、あなたの初期投資"; p; " は、";a;" の価値があるでしょう。"
Sleep

注:「連続複利」とは:
http://www1.parkcity.ne.jp/yone/finan/FinanB02.htm
http://www.fmodeling.com/80_continuous_compounding.pdf


下のように出力されるでしょう:

初期投資(元本金)を入力してください: 100
年間利率(小数)を入力してください: .08
投資する年数を入力してください: 20

計算結果:20 年後に、年金利 8 % で、あなたの初期投資 100 は、495.3032424395115 の価値があるでしょう。


QBからの違い:
参照:
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ページ歴史:2018-04-16 13:32:38
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:SysOp

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