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FreeBASIC Fileattr

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開いているファイル番号の情報を、返します。

構文:
declare function FileAttr ( byval filenum as long, byval returntype as long = 1 ) as integer

用法:
#include "file.bi"
result = FileAttr ( filenum, [ returntype ] )
または
#include "vbcompat.bi"
result = FileAttr ( filenum, [ returntype ] )

パラメタ:
filenum
Open で開かれた、ファイルか装置の、ファイル番号
returntype
返される情報の型を示す整数値。

戻り値:
戻り型に関連している値を返します。エラーの場合は、0 を返します。

記述:
ファイル番号に関する情報は、与えられた returntype に基づいて、返されます。
記述定数
1ファイル・モードfbFileAttrMode
2ファイル・ハンドルfbFileAttrHandle
3コード化fbFileAttrEncoding

ファイル・モード returntype = 1 (fbFileAttrMode) では、戻り値は、以下の値の 1 つ以上の合計です:
ファイルモード定数
1入力fbFileModeInput
2出力fbFileModeOutput
4無作為fbFileModeRandom
8追加fbFileModeAppend
32バイナリfbFileModeBinary

ファイル・ハンドル returntype = 2 (fbFileAttrHandle)では、戻り値は、ファイル・ハンドルです。ファイル型の装置に対して C Runtime が提供するものと、同じです。

Windows だけで:
ファイル・ハンドル returntype = 2 (fbFileAttrHandle)では、COM 装置の場合の戻り値は、装置が最初に開かれたときに、CreateFile() によって返されたハンドルです。
LPT 装置の場合の戻り値は、装置が最初に開かれたときに、OpenPrinter() によって返されたハンドルです。
このハンドル値を、他の Windows API 関数に、渡すことができます。

Linux だけで:
ファイル・ハンドル returntype = 2 (fbFileAttrHandle)では、COM 装置の場合の戻り値は、装置が最初に開かれたときに、open() によって返された、ファイル・ディスクリプタです。

コード化 returntype = 3 (fbFileAttrEncoding)では、戻り値は、以下の値の1つです:
コード化定数
0AsciifbFileEncodASCII
1UTF-8fbFileEncodUTF8
2UTF-16fbFileEncodUTF16
3UTF-32fbFileEncodUTF32

例:
#include "vbcompat.bi"
#include "crt.bi"

Dim f As FILE Ptr, i As Integer

'' ファイルを開きます。そして、何か文字をそのファイルに書きます。

Open "test.txt" For Output As #1
f = Cast ( FILE Ptr, FileAttr( 1, fbFileAttrHandle ))
For i = 1 To 10
  fprintf ( f, !"Line %i\n", i )
Next i
Close #1

'' ファイルを再び開きます。そして、文字を読み返します。

Open "test.txt" For Input As #1
f = Cast ( FILE Ptr, FileAttr( 1, fbFileAttrHandle ))
While feof(f) = 0
  i = fgetc (f)
  Print Chr(i);
Wend
Close #1
Sleep



QBからの違い:

参照:
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ページ歴史:2016-03-13 00:46:14
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:JeffMarshall

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