文字列の、右端の部分文字列を返します。
構文:
用法:
result = Right[$]
( str, n )
パラメタ:
str
ソース文字列。
n
抽出する、部分文字列の文字数。
戻り値:
strから、右端の部分文字列を返します。
記述:
str の右端から始まる、n 文字を返します。
str が、空なら、ヌル("") が返ります。
n <= 0 なら、ヌル("") が返ります。
n > len(str) ならば、ソース文字列全体が返ります。
例:
Dim text As String = "こんにちは、世界!"
Print Right
(text, 6)
Sleep
とすると、以下のように出力されるでしょう:
ユニコードの例:
渡辺 注:どのマシン上でも、すべてのユニコード文字を見せることができる、というわけではありません。利用できる文字は、実行画面(コンソール)で現在使用中のフォントに依存します。
ソース・コード(.bas ファイル)は、UNICODE で保存します。
とすると、以下のように出力されるでしょう:
注:日本語 Windows 標準設定の、コマンド プロンプトの「ラスターフォント(Raster font ビットマップ・フォント)」では、Print で、ユニコードの文字を表示しようとすると、半角ベースの幅しか確保しません。このため、全角の文字を含む文字列を表示すると、右端が欠落します。
上の例のコードでは、文字数だけ、空白を、
Space で追加して、表示させる幅をかせいでいます。
ユニコード のソース・コード(.bas ファイル)で、WString の全角文字の Print を補助する、ユーザ定義関数
Expand もあります。
コマンド プロンプトのタイトルバーを右クリックしてプロパティを表示させて、右画面のように、フォントを、「MS ゴシック」に変更すれば、プログラムで細工しなくても、素の print で全角文字列を表示できます。
これも、2ちゃんねるの、「デフォルトの名無し」さんに教えていただきました。
プラットホーム差:
-
DOS は、Right のワイド文字文字列バージョンをサポートしません。
方言差:
QBからの違い:
参照: