演算の実行タイミングを決める
抽出条件の指定場所

クエリのデザイン グリッドでは、どこに抽出条件を指定するかによって、演算が実行されるタイミングが異なります。

メモ   次の例は集計を行うクエリの規則ですが、これらは演算フィールドにも適用されます。

• レコード グループに対して演算を実行する前にグループ化を制限するには、[グループ化] フィールドに抽出条件を指定します。

  
  
  

• 演算の実行後に特定結果のみを取得するには、その演算を含むフィールドに抽出条件を指定します。この規則は、各レコード、レコード グループ、またはすべてのレコードのいずれに対して演算を実行するときにも適用されます。

  
  
  

• レコードをグループ化し演算を実行する前にレコードを制限するには、レコードを制限するフィールドをデザイン グリッドに追加し、そのフィールドの [抽出条件] セルに抽出条件を指定します。同じクエリで集計を行う場合、抽出条件を含むフィールドの [集計] セルに [Where 条件] を設定します。この規則は、すべてのレコードまたはレコード グループを集計するときに適用されます。[表示] セルのチェック ボックスは自動的にオフになります。

  次の例では、レコードを制限するためと集計を行うために [明細金額] フィールドを 2 回使用しています。ただし、別のフィールドをデザイン グリッドにドラッグして、その [集計] セルに [Where 条件] を設定し、レコードを制限することもできます。

  
  
  

メモ   抽出条件式の例については、 をクリックしてください。