LOOKUP 書式 1

関連項目

LOOKUP 関数の形式には、ベクトル形式と配列形式の 2 種類があります。

ベクトルとは、1 行または 1 列で構成されるセル範囲のことです。ベクトル形式の LOOKUP 関数は、ベクトルと呼ばれる 1 行または 1 列からなる配列を 検査範囲 として 検査値 を検索し、検査値 が見つかると、配列の次の行または列の同じ位置にあるセルに含まれている値を返します。この形式の LOOKUP 関数は、指定されたセルに含まれる値を返します。配列形式の LOOKUP 関数は、範囲の先頭列または先頭行を自動的に検索します。

書式 1

ベクトル形式

LOOKUP(検査値, 検査範囲, 対応範囲)

検査値   検査範囲 で検索する値を指定します。検査値 には、数値、文字列、論理値、または値を参照する名前やセル参照を指定することができます。

検査範囲   1 行または 1 列のみのセル範囲を指定します。検査範囲 に含まれる値は、文字列、数値、論理値のいずれかである必要があります。

重要   検査範囲 に入力されている値は、...、-2、-1、0、1、2、...、A、...、Z、...、ア、...、ン、...、FALSE、TRUE のようにコード順の昇順に配置されている必要があります。そうでない場合、LOOKUP 関数では正しい値を見つけることができません。また、英字の大文字と小文字は区別されません。

対応範囲   1 行または 1 列のみのセル範囲を指定します。対応範囲検査範囲 と同じサイズである必要があります。

使用例

ワークシート

このワークシートで

LOOKUP(4.91,A2:A7,B2:B7) = "橙"

LOOKUP(5.00,A2:A7,B2:B7) = "橙"

LOOKUP(7.66,A2:A7,B2:B7) = "紫"

LOOKUP(7.66E-14,A2:A7,B2:B7) = #N/A (検査値 の 7.66E-14 は、検査範囲 (セル範囲 A2:A7) の最小値よりも小さいため)


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