LOOKUP 書式 2

LOOKUP 関数には、ベクトル形式と配列形式の 2 つがあります。ベクトル形式の LOOKUP 関数は指定されたセルに含まれる値を返し、配列形式の LOOKUP 関数は配列に含まれる値または値の配列を返します。

配列形式の LOOKUP 関数は、配列 の先頭行または先頭列で 検査値 を検索し、検査値 が見つかると、下方向または左方向の最終セルに含まれる値を返します。照合する値が配列の先頭行または先頭列に含まれている場合は、この形式の LOOKUP 関数を使用してください。検索範囲を指定して目的の値を検索するには、ベクトル形式の LOOKUP 関数を使用してください。

ヒント   通常は、配列形式の LOOKUP 関数の代わりに、HLOOKUP 関数 (先頭行を検索) または VLOOKUP 関数 (先頭列を検索) を利用するようにしてください。配列形式の LOOKUP 関数は、他の表計算アプリケーションとの互換性を維持するために用意されている関数です。

書式 2

配列形式

LOOKUP(検査値, 配列)

検査値   配列内で検索する値を指定します。検査値 には、数値、文字列、論理値、または値を参照する名前かセル参照を指定することができます。

配列   検査値 と照合する文字列、数値、または論理値を含むセル範囲を指定します。

配列形式の LOOKUP 関数は、HLOOKUP 関数と VLOOKUP 関数によく似ています。ただし、HLOOKUP 関数が先頭行で 検査値 を検索し、VLOOKUP 関数が先頭列で 検査値 を検索するのに対して、LOOKUP 関数は、対象となる 配列 の次元に応じて先頭行または先頭列を検索します。

重要   配列 の先頭行または先頭列に入力されている値は、...、-2、-1、0、1、2、...、A、...、Z、...、ア、...、ン、...、FALSE、TRUE のようにコード順の昇順に配置されている必要があります。そうでない場合、LOOKUP 関数では正しい値を見つけることができません。また、英字の大文字と小文字は区別されません。

使用例

LOOKUP("C",{"a","b","c","d";1,2,3,4}) = 3

LOOKUP("bump",{"a",1;"b",2;"c",3}) = 2


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