VLOOKUP

指定された 範囲 の左端の列で特定の値を検索し、範囲 内の対応するセルの値を返します。VLOOKUP 関数は、比較する値がデータ テーブルの左端の列に入力され、その位置から指定された列だけ右にある値を取り出す場合に使用します。比較する値が目的のデータと同じ列にある場合は、HLOOKUP 関数を使用してください。

書式

VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)

検索値   範囲 の左端の列で検索する値を指定します。検索値 には、値、セル参照、または文字列を指定します。

範囲   目的のデータが含まれるテーブルを指定します。セル範囲の参照、または List、Database のような名前を指定します。

列番号   範囲 内で目的のデータが入力されている列を、左端からの列数で指定します。列番号 に 1 を指定すると、範囲 の左端の列の値が返され、列番号 に 2 を指定すると、範囲 の左から 2 列目の値が返されます。列番号 が 1 より小さいときは、エラー値 #VALUE! が返され、列番号範囲 の列数より大きいときは、エラー値 #REF! が返されます。

検索の型   検索値 と完全に一致する値だけを検索するか、その近似値を含めて検索するかを、論理値で指定します。TRUE を指定するか省略すると、検索値 が見つからない場合に、検索値 未満で最も大きい値が使用されます。FALSE を指定すると、検索値 と完全に一致する値だけが検索され、見つからない場合は エラー値 #N/A が返されます。

解説

使用例

ワークシート

次の例は、上のワークシートのセル範囲 A4:C12 が、名前 "範囲" で定義されている場合です。

VLOOKUP(1,範囲,1,TRUE) = 0.946

VLOOKUP(1,範囲,2) = 2.17

VLOOKUP(1,範囲,3,TRUE) = 100

VLOOKUP(0.746,範囲,3,FALSE) = 200

VLOOKUP(0.1,範囲,2,TRUE) = #N/A (0.1 が左端の列の最小値より小さいため)

VLOOKUP(2,範囲,2,TRUE) = 1.71


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