FreeBASIC DebuggerRunning
デバッガ( GDB.EXE ファイル)は、Windows と DOSバージョンについて、bin\win32 と bin\dos ディレクトリにあります。
これは、ほとんどの Linux 配布に通常インストールされています。
(注意: コマンドは、すべて、引用符なしで入力して下さい。そして、[リターン(Enter)] キーを押して下さい。)
- プログラムのソースコードを、デバッグモードでコンパイルする
- コンパイルしたプログラムを GDB(GNU Project Debugger) にロードする
- 例 Windows/DOS: gdb myapp.exe
- 注意:ウィンドウズでGDBコマンドプロンプトがうまく動作しない(バックスペースが動作しないなど)場合、GDBを起動する前に set TERM=#win32con を試してみてください。
- アプリケーションに送る引数を設定する
- 例: set args arg1 arg2 argn
- また、GDB を実行して、デバッグされたアプリケーションに、引数を直接渡すこともできます:
gdb --args myapp.exe arg1 arg2 arg3
- GDB がプログラムのソースコード・ディレクトリを分かるようにする
- 実行可能ファイルが、コンパイルされたソースファイルと同じディレクトリにない場合は、次のように入力します。
dir path/to/my/application/sources
- プログラムに区切り点を設定する
- 最初の行に区切り点を配置するために使う:b main
- 関数 func に区切り点を配置するには、次のようにします: b FUNC
- 注:fbc は変数/関数名を「大文字」にエクスポートします。
GDB はデフォルトでは大文字と小文字を区別しますが、set language pascal コマンドを使うと、GDB を大文字小文字を区別しないモードに変更できます。
- GDB ショートカットを使ってコードを実行するか、それを取り出します
- r を入力してアプリケーションの実行を開始します。
- n を入力して次の行に進み、関数呼び出しをステップ実行(関数内部の処理は追わず、呼び出しから戻ったところまで進める)します。
- [return] を押し続けると、次の行に進みます。
- s を入力して、関数呼び出しにステップインします。
- 上記のように、[return] を押し続けてステップスルーします。
- c を入力して、次の区切り点まで実行続行します。
- GDB ショートカットを使って変数を検査する
- print VAR_NAME を使って、var_name という変数の内容を表示します。
- GDB は、ポインタ/ポインタ項目の逆参照、索引付け、演算もサポートします。このため、print *MYPOINTER も使えます。
- (注:宣言されていない変数や、% & ! # $ のような接尾辞付きのものは、表示できません)
- disp VAR_NAME を使って、var_name という変数の内容を表示します。
- watch VAR_NAME を使って、var_name という変数が変更されるたびに停止させます。
- その他のコマンド:
- もう一度 r キーを押すと、終了したアプリケーションを再起動します。
- q を入力すると終了します。
- help と入力すると、コマンド一覧を表示します。他にも多くのコマンドがあります。
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日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:SysOp