WEBサービス・ツール
目次
ここではブラウザから利用できるツールを紹介します。
パソコンにアプリをインストールしなくても、ネットにつながっていれば利用できます。
画像拡大サービス
画像の品質を保ったまま拡大するサービスです。
AI を使って補完することで、画素が粗くなったり線がギザギザにならずに、画像サイズを大きくできます。
https://topten.ai/ja/image-enlargers-review-ja/
AI技術で動画や画像を高画質化する方法まとめ
https://ameblo.jp/shangshanruoshui01/entry-12649787271.html
Web サービスだと一日に処理できる枚数が限られているので、枚数が多いならアプリ版を使います。
kakudaiAC
kakudaiAC は、画像を 2倍(面積だと4倍)に拡大できる Web サービスです。
amazon などのアカウントを使うと、一日 5枚まで無料で利用できます。
https://kakudai-ac.com/
Vance AI のように提供者のロゴが書き込まれることはなく使い易いので、私の推奨です。
OCR サービス
OCR とは、(optical character recognition とか optical character reader)のことで、画像データから、光学的に文字を読取ることです。
スキャナを買うと、たいていはおまけに、OCRソフトが付いています。
付属の OCRソフトの性能に不満があったり、スキャナを持っていない人は、下記を試してみましょう。
新聞など、薄い紙からOCRする場合は、裏に黒い紙を当ててスキャンすると、裏の文字の透けが邪魔にならず、うまく文字認識できます。
また、OCRソフトで、縦書き、横書きの読み込み指定ができる場合は、明示的に方向を指定したほうが、より正しく認識できます。
私は、スキャンの解像度は、白黒300dpi以上のテキスト読み込みを使っています。ブライトネス(明るさ)は、50〜40程度で調整しています。
白黒化の方法を指定できる場合は、単純2値の、スレッショルド(threshold 閾)法を選択します。ディザモード(誤差拡散法)など、中間調まで取り込む擬似階調画像にすると、文字認識率は、低下してしまいます。
カラー画像からOCRしたい場合は、XnView を使って、「画像」→「モノクロに変換」→「Floyd-Steinberg型(Floyd-Steinberg 誤差拡散法 ディザリング (減色) )」を使うと、OCR 読み取り率が良いようです。
Online OCR
日本語認識率が極めて高い WEB サービスです。
5MB までなら、登録なしで、PDF, JPG, BMP, TIFF, GIF の単一ファイルを読み込むことができます。
縦書き、横書きを、自動認識します。
もう、市販のOCRソフトの時代は終わった、と感じます。
https://www.onlineocr.net/
使い方の紹介
http://ryus.co.jp/blog/online-ocr/
https://nelog.jp/online-ocr
主な手順は以下です。
1.Upload file で、Select file ボタンを使って、パソコンのフォルダにある画像をアップロード
2.Select language and output format で、言語と出力形式を選択
3.右下の確認用の数字を入力(無登録の場合)
4.Convert ボタンを押す
i2OCR
「i2OCR」は、画像内に含まれるテキストを OCR 抽出できるウエブ・サービスです。
アプリではないので、ソフトをダウンロードしたりインストールする必要はありません。
日本語を含む33カ国語に対応しており、このサービスを使って画像内の文字列をテキストデータに変換できます。
日本語認識は、上の「Online OCR」の方が優れています。
http://www.i2ocr.com/free-online-japanese-ocr
使い方の紹介
http://japan.cnet.com/news/society/35007245/