Accessでお仕事 インポート/エクスポート定義および Schema.ini ファイルについて

インポート/エクスポート定義および Schema.ini ファイルについて

インポート/エクスポート定義には、ファイル形式、日付の順序、数値の書式などの情報が含まれています。Access は、これらの情報を使用して、固定長または区切り記号付きのテキスト ファイルをインポートまたはエクスポートします。インポート/エクスポート定義は、インポート先およびエクスポート元のデータベースに、それぞれ、Filename_ImportSpec および Filename_ExportSpec という既定の名前で格納されます。

インポート/エクスポート定義を作成するには、テキスト インポート ウィザードまたはテキスト エクスポート ウィザードを使用します。ウィザードの最初の画面で、[設定] をクリックして定義を行った後、[保存] をクリックします。次にいずれかのウィザードを使用するときは、[定義] をクリックすれば、保存したインポート/エクスポート定義を選択できます。

同じテーブルへのインポートまたは同じファイルへのエクスポートを繰り返し行う場合や、インポートまたはエクスポート処理を自動化する場合は、インポート/エクスポート定義を使用すると便利です。

別の方法として、Visual Basic プログラムで Schema.ini ファイルを使用することもできます。その場合は、テキスト ファイルに記述された通貨書式や浮動小数点型の扱いなどを詳細に指定できます。Schema.ini ファイルは、Windows レジストリのテキスト用ドライバの既定の設定値を無効にするエントリを含むテキスト ファイルです。このファイルは、インポートまたはエクスポートするテキスト ファイルと同じフォルダに置き、ファイル名を Schema.ini にする必要があります。


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