1つ以上の ASCII 整数値から、対応する文字(列)を返します。
構文:
用法:
result = Chr[$]
( ch0 [, ch1 ... chN ] )
パラメタ:
ch
文字の
ASCII 整数値 (最大 32 文字)。
戻り値:
文字(列)を返します。
記述:
Chr は、その関数に渡された
ASCII 値によって表される文字を含む、文字列を返します。
Chr は、定数か直定数と共に使うと、コンパイル時に結果を評価(値を変換)します。このため、変数の初期値設定に、Chr を使うことができます(変数初期化子)。
ASC は反対の関数です。文字列から、その文字を表す
ASCII コードを返します。
例:
Print " ASCII コードの 97 ";
Print "で表される文字は:";
Chr(97)
Print Chr(97, 98, 99) ' abcを印刷します
's の初期値に、"abc" を設定します
Dim s As String = Chr
(97, 98, 99)
Print s
Sleep
方言差:
QBからの違い:
-
FreeBASIC は、引数として複数の整数値を認めますが、QBは、引数は1つだけです。
-
CHR関数が、定数か直定数と共に使われると、FreeBASIC では、コンパイル時に、CHR関数を評価(計算)します。
参照: