装置へのアクセスを終了させるための、流れ入出力関数。
構文:
Close [[#]filenum ] [, [#]filenum ...]
or
result = Close( [#filenum] )
パラメタ:
記述:
引数として渡すファイル番号のファイルを、閉じます。
未使用のファイル番号を渡すと、Close はエラーを返します。
引数なしだと、Close は、現在開かれているすべてのファイルを、閉じます。
End 命令文を使ってプログラムを終了すると、すべてのファイルは、自動的に閉じられます。
Close が返すエラーコードは、次の行に
Err を使ってチェックできます。 関数バージョンの
Close は、直接エラーコードを、32ビット
Long で返します。
戻り値:
Close は、成功なら、ゼロ (0) を、そうでなければ、0 でないエラーコードを返します。
例:
' 文字列変数を作成して、文字で満たします。
Dim buffer As String, f As Integer
buffer = "今日は世界! テキスト・ファイルを見てね。Close"
' 最初の空いているファイル番号を見つけます
f = FreeFile
' 番号「f」を使って、2進の用法で "CloseFile.txt" というファイルを開きます。
Open "CloseFile.txt" For Binary As #f
' 番号「f」を使って、文字列をファイルの中に置きます。
Put #f, , buffer
' ファイルを閉じます。 'Close #f' を使うこともできます。しかし、これは、1つのファイルが開いている場合のみ有効です。
Close
' プログラムを終了させます。
' (プログラムと同じフォルダで、"CloseFile.txt" をチェックして、出力処理を確認して下さい。)
QBからの違い:
-
Close は、エラーコードを返す関数として呼ぶことができます。
-
FB は、未使用のファイル番号を閉じようとすると、エラーを投げます。エラーチェックで、コンパイルされ
、関数スタイル構文と共に使っていない前提です。
参照: