Accessでお仕事 テーブル間のリレーションシップを設定する

テーブル間のリレーションシップを設定する

 Access で、複数のテーブルを関連付けて、データを維持・更新する場合に、関連する共通項目で「リレーションシップ」を設定します。

★Access データベースのリレーションシップについて★

 ここでは、先に、テーブルの正規化で分割したテーブルに、「リレーションシップ」を設定してみましょう。>
 「受注テーブル」と「得意先」テーブルは、共通の「得意先ID」を持っています。この共通キーに、リレーションを設定します。
  1. 開いているテーブルをすべて閉じます。開いているテーブルのリレーションシップの作成や修正はできません。

  2. データベース ウィンドウが表示されていない場合は、データベース ウィンドウに切り替えます。ほかのウィンドウからデータベース ウィンドウに切り替えるには、F11 キーを押します。

  3. ツールバーの (リレーションシップ) をクリックします。
    ボタンは、データベース ウィンドウで、マウス右クリックしたメニューでも表示できます。
  4. 初めてリレーションシップの設定をする場合は、[テーブルの表示] ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。前回リレーションシップの設定を保存した場合は、このダイアログ ボックスは表示されません。関連付けるテーブルを追加するには、ツールバーの (テーブルの表示) をクリックします。関連付けるテーブルが既に表示されている場合は、手順 6 に進みます。

  5. リレーションシップに追加するテーブル名をダブルクリックし、[閉じる] をクリックして [テーブルの表示] ダイアログ ボックスを閉じます。
    参考: テーブルの追加は、 [テーブルの表示] ダイアログ ボックスを使わずに、テーブルのアイコンをドラッグ & ドロップしてもできます。

  6. 一方のテーブルの関連付けるフィールドを、もう一方のテーブルの関連付けられるフィールドにドラッグします。

    複数のフィールドをドラッグするには、Ctrl キーを押しながら各フィールドをクリックして、ドラッグします。

    ほとんどの場合、あるテーブルの主キー フィールド (太字で表示されている) から、別のテーブルの同様のフィールド (外部キーと呼ぶ) にドラッグします。関連付けるフィールドは同じ名前である必要はありませんが、同じデータ型で、同じ種類の情報を格納するフィールドである必要があります。また、数値型フィールドの場合は、"FieldSize/フィールドサイズ" プロパティの設定値が同じである必要があります。データ型の一致要件には 2 つの例外があり、オートナンバー型フィールドと、"FieldSize/フィールドサイズ" プロパティに [長整数型] が設定されている数値型フィールドとを関連付けること、および "FieldSize/フィールドサイズ" プロパティに [レプリケーション ID型] が設定されている数値型フィールドと、"FieldSize/フィールドサイズ" プロパティに [レプリケーション ID型] が設定されているオートナンバー型フィールドとを関連付けることは可能です。

  7. 表示される [リレーションシップ] ダイアログ ボックスで、2 つの列に表示されるフィールド名が正しいものかどうかを確認します。必要に応じて、フィールド名を変更します。

    必要に応じて、リレーションシップのオプションを設定します。[リレーションシップ] ダイアログ ボックスの詳細については、 をクリックし、各アイテムをクリックしてください。


     参考:参照整合性フィールドの連鎖更新、レコードの連鎖削除
     クエリを使用したレコードのグループの削除について

  8. [作成] をクリックしてリレーションシップを作成します。

  9. 残りの関連付けるテーブルに対しても、手順 5 〜 8 を繰り返します。

    [リレーションシップ] ウィンドウを閉じるときに、レイアウトを保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。レイアウトの変更を保存しなくても、作成されたリレーションシップはデータベースに保存されます。

メモ  


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