配列の宣言での、デフォルトの下限を指定します。
構文:
Option Base base_subscript
パラメタ:
記述:
Option Base は、以降の全ての配列の宣言に対して、下限のデフォルトを設定する命令文です。
このデフォルトは、Option Base を使ったモジュールの、以降の部分で、有効で残っています。
明示的な下限、または別の Option Base の命令で、配列を宣言すると、このデフォルトをくつがえすことができます。
注意:
初期値の default base は、0です。
例:
'' "-lang qb" か "-lang fblite" コンパイラ・スイッチで、コンパイルします。
#lang "fblite"
Dim foo(10) As Integer ' インデックス 0-10 で、配列を宣言します
Option Base 5
Dim bar(15) As Integer ' インデックス 5-15 で配列を宣言します
Dim baz(0 To 4) As Integer ' インデックス 0-4 で配列を宣言します
方言差:
QBからの違い:
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QBASIC は、base_subscript として、0 か 1 の値だけを、サポートしました。
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QBASIC では、単語 Base は、予約語で、変数名として使用できませんでした。
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FreeBASIC では、配列は、いつも明示的に作成しなければなりません。
QBASIC では、もし配列を、あらかじめ定めずに、コードの中で使うと、黙示的に、base_subscript から 10 までの配列を作成しました。
参照: