配列の次元に対応する、添え字数の範囲の下限を返します。
構文:
用法:
result = Lbound( array [, dimension ] )
パラメタ:
array
配列のタイプの何か
dimension
下限値を取得する次元
戻り値:
配列の次元の下限を返します。
記述:
Lbound は、配列の特定の次元の中のインデックスとして使うことができる最低値を返します。
配列次元は、一 (
1) 〜
n で番号付けられます。ここで、
n は次元の総数です。
dimension を
指定しないと、
Lbound は
最初の次元の下限を返します。
dimension が ゼロ (
0) なら、
Lbound は
1 を返します。これは、配列次元
1..
n の下限に対応しています。
この場合
Ubound は、
n (次元の数)を返します。
これは、配列の次元の数を検知するために使うことができます。
有効な範囲
1..
n の外側の、他の(0でない)
dimension 値のために、
Lbound は、
0 を返します。
Ubound は、この場合
-1 を返します。
これは、有効な次元をなにも持っていない空の配列上で使われたとき、ある次元が、配列およびさらに作業に存在するかどうかを検知するために、使うことができます。
こうして、空の動的配列では、以下を得ます:
- Lbound(array) = 0 と Ubound(array) = -1 (次元 1 は、存在しません)
- Lbound(array, 0) = 1 と Ubound(array, 0) = 0 (ゼロ次元)
- @array(Lbound(array)) = 0 (割り付けられたデータバッファはありません)
例:
Dim array(-10 To 10, 5 To 15, 1 To 2) As Integer
Print LBound(array) '-10を返します
Print LBound(array, 2) '5を返します
Print LBound(array, 3) '1を返します
Sleep
参照: