FreeBASIC マニュアルのトップに戻る

FreeBASIC QuickBASIC

目次→描画ライブラリー参考→描画画面関連Microsoft QuickBASIC←オリジナル・サイト

Microsoft QuickBASIC 左にメニュー・フレームが表示されていない場合は、ここをクリックして下さい

←リンク元に戻る プログラム開発関連に戻る

BASIC コンパイラ、インタプリタ、および IDE

QuickBASIC は、FreeBASIC がモデル化される20年前の、インタプリタ/コンパイラです。
QuickBASIC は、16ビットの MS-DOS で動きます。

ウィキぺディア∞ の詳しい情報:
https://ja.wikipedia.org/wiki/QuickBASIC

Microsoft QuickBASIC (正しい短縮表示は QB。間違った表示 "QBasic" は、別のシステムです。) は、MS-DOS オペレーティング・システム用に、マイクロソフトによって開発された BASIC プログラミング言語の子孫です。
QuickBASIC は、大まかに GW-BASIC にもとづいていました。しかし、さらに、インタプリタに加えて、ユーザー定義型、改良されたプログラミング構造、より良い描画とディスクのサポート、および、コンパイラを提供しました。
マイクロソフトは、QuickBASIC を、開発スイート商品として販売しました。

マイクロソフトは、QuickBASIC の最初のバージョンを、1985年8月18日に、ただ一枚の 5.25 インチのフロッピー・ディスクに保存した状態で、リリースしました。
QuickBASIC は、BASIC の旧バージョンで供給された Integrated Design Environment(IDE:統合開発環境) とは著しく異なった IDE と共に、現れました。
行番号は、もう必要ありませんでした。ユーザが、画面のテキスト・エディタを通して、直接、行を挿入したり、削除したりできたからです。

マイクロソフトの "PC BASIC コンパイラ" が含まれていて、プログラムを、DOS 実行ファイルに、コンパイルするために、使うことができました。
エディタは、また、インタプリタを内蔵していて、エディタから直接、プログラムを動かすことができました。そして、実行可能ファイルを作る前に、プログラムをデバッグするために使用できました。
残念ながら、インタプリタとコンパイラの間には、いくつか、小さくて、微妙な違いがありました。このため、インタプリタで完全に順調に動くプログラムが、時々、コンパイルの後に失敗するか、または全くコンパイルされないこともありました。

QuickBASIC の最後のバージョンは、4.5(1988年)でした。しかし、マイクロソフト Basic Professional Development System(PDS) の開発は続いていて、その最後のリリースは、バージョン7.1 (1990年6月) でした。
PDS バージョンの IDE は、QuickBASIC Extended(QBX) と呼ばれました。
QuickBASIC と PDS の後継者は、MSDOS 1.0 のための Visual Basic で、Standard と Professional バージョンが提供されました。
以降の Visual Basic のバージョンは、DOS バージョンを含んでいませんでした。マイクロソフトが、開発者にウィンドウズのアプリケーションに集中して欲しかったからです。

GW-BASIC の代替が、QuickBASIC 4.5 にもとづいて、MS-DOS 5 以降のバージョンに含まれていました。
これは、QBASIC と呼ばれます。
QuickBASIC と比べて、QBASIC は、いくつかの機能を欠いた、限られたものでした。インタプリタ専用で、扱えるプログラムのサイズは限られており、モジュールの分割(複数モジュールのリンク)もサポートされませんでした。
QBASIC は、直接、実行可能ファイルを生成するために使うことができません。けれども、 QBASIC を利用できるなら、QBASIC を用いて開発されたプログラムは、QuickBASIC 4.5、PDS 7.1 または VBDOS 1.0 コンパイラによって、コンパイルすることは、できます。

QuickBASIC の言語、歴史、および共同体に関して、もっと学ぶために、そして、その無料のインタプリタだけの写本について、ウィキペディアを見るとよいでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/QBasic
その他のリンクで、詳しい情報があります。Quick/QBasic プログラミングのための、必要最小限のチュートリアルを含んでいます。

外部のリンク
目次に戻る
←リンク元に戻る プログラム開発関連に戻る

ページ歴史:2016-02-10 16:13:46
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:JasonFirth

ホームページのトップに戻る

表示-非営利-継承