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FreeBASIC Data

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コンパイル時に、データを保存する命令文。

構文:
Data constant_expression1 [,constant_expression2]...

記述:
Data は、定数値か文字列表現の、一覧を格納します。内容は、コンパイル時(-lang qb 以外で)に評価されます。この一覧は、定数として、保存されて、Readを用いて、変数に読み込むことができます。

プログラムで、すべての Data 命令は、ただ一つの数珠つなぎの一覧として振る舞います。
1つの Data 命令の最後の要素が読まれた後に、次の Data 命令の最初の要素が読み込まれます。

プログラムは、最後の Data の要素を読み込んでしまった後は、Read 命令があっても、それ以上の要素を読み込むことは有りません。
結果は、不確定です(すべての方言で)。プログラムは暴走するかもしれません(ページFault)。

Data 文は、それを定義しているモジュールの中で見えるだけです。
Data 文を入れられるのは、モジュール・レベルのコードだけです。

Data 定数は、単純な型(数値か文字列)であることができるだけです。
数値は、数字直定数として、文字列変数に読み込むことができます。
数値変数に読み込まれた文字列は、Val 関数で評価されます。
-lang qb 方言以外で、データの項目として Const を使用できます。そこでは、その名前が通常の文字とみなされます。

"Restore label" 命令は、label の後の最初の Data 項目を、次に読む項目にします。これは、ユーザが、読むデータの、特定のセクションを選べるようにします。

Data は、通常、変数に初期値を設定するために使います。
FreeBASIC では、Dim されている静的変数を初期化することができます。--詳しくは、Variable Initializers を参考ください。

例:
' データを登録するために、5つの整数の配列と、文字列変数を作成します。
Dim As Integer h (4)
Dim As String hs
Dim As Integer readindex

' 5回繰返して、セットアップします。(5つの番号に対して、データをチェックします。)
For readindex = 0 To 4
  ' 整数に読み込みます。
  Read h (readindex)
  ' それを表示します。
  Print "数値" ; readindex ; " = " ; h(readindex)
Next readindex

' 空白行
Print

' 文字列に読み込みます。
Read hs
' それを表示します。
Print  "文字列 = " + hs

' 何かキー入力されるまで待ちます。
Sleep
' プログラムを出ます。
End

' データのかたまり。
Data 3, 234, 435/4, 23+433, 87643, "Good Bye! " + "さよなら!"



方言差:

QBからの違い:

参照:

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ページ歴史:2016-02-10 15:56:38
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:SysOp

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