FreeBASIC Shell
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システム・コマンド・インタープリタに、命令を送ります。
構文:
用法:
result = Shell
( command )
パラメタ:
command
コマンド・インタープリタに発信する、命令を指定する、文字列。
戻り値:
command が実行できないならば、-1 が返されます。
そうでなければ、コマンドは実行されます。そして、その終了コードが返されます。
記述:
コマンド・インタープリタから出るまで、プログラムの実行は中断します。
例:
'例、windows 用:
Shell "dir c:*.*"
'例、linux 用:
Shell "ls"
プラットホーム差:
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Linux では、command の大文字・小文字は、命令の実際の名前と合致する必要があります。
Windows と DOS は、大文字・小文字を区別しません。
shell されている(殻をむかれている)プログラムによっては、コマンド・ライン・パラメータで、大文字・小文字を区別するかもしれません。
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Linux の経路分離符は、前方スラッシュ / です。Windows は、後方スラッシュ \ を使います。しかし、前方スラッシュも使えます。DOS は、後方スラッシュ \ を使用します。
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空の command 文字列を渡すと、DOS では、インタラクティブ・コマンド・プロンプトが開きます。
Windows では、エラーが返されるでしょう。
QBからの違い:
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QB は、単独で、"command" 引数なしで SHELL を実行できます。ここで"command" 引数とは、デフォルト・コマンドシェルを始動した引数のことです。
主プログラム側の実行は、コマンド・シェルから出るまで中断します。
FB のふるまいは、プラットホームに依存します。
参照:
ページ歴史:2016-02-10 16:08:44
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:SysOp