コンパイラーによって実行される固有の定義（マクロ）。
構文:
__FB_EVAL__( arg )
パラメータ：
記述:
コンパイル時に引数（定数式）を評価します。
引数の評価で文字列が生成された場合、
__FB_EVAL__ はプリプロセッサ演算子で整形された文字列を返します：
その他のデータ型については、プレフィックスやサフィックスを除いた単純な
リテラル（整数、浮動小数点、ブール値の）が返されます。
__FB_EVAL__ マクロは、次のいずれかがある場合に役立ちます：
-
非関数表現（すなわち、副作用）、
-
渡す前に評価する必要があります（つまり、簡略化され、演算子の優先順位を尊重します）。
-
fbc が式を許可しない場所で使います。
#print 1 + 2
#print __FB_EVAL__( 1 + 2 )
#print 4 * Atn(1)
#print __FB_EVAL__( 4 * Atn(1) )
/'
Compiler output:
1 + 2
3
4
* Atn(1)
3.141592653589793
'/
'
この例で、この「assign()」マクロでは、3つの「__FB_EVAL__」が絶対に必須です。
' Even for '__FB_QUOTE__( __FB_EVAL__(
expr ) )', because for the case of expr = cos(1/x),
' 'cos(1/x)' must be properly evaluated before be quoted
(after the previous 'assign("x", x+1)'),
'
そうでなければ、この場合 'cos(1/x+1)' は、'cos(1/(x+1))' ではなく、 (giving 'cos(2)') として考慮されます。 (giving 'cos (1/2)')
'
なぜなら、'__FB_QUOTE__' では演算子の優先順位が適用されないからです。
#macro assign( sym, expr
)
__FB_UNQUOTE__( __FB_EVAL__( "#undef " + sym ) )
__FB_UNQUOTE__(
__FB_EVAL__( "#define " + sym
+ " " + __FB_QUOTE__(
__FB_EVAL__( expr ) ) ) )
#endmacro
#define x
assign( "x",
1 )
Print x
assign( "x",
x+1 )
Print x
assign( "x",
Cos(1/x) )
Print x
assign( "x", "hello" )
Print x
assign( "x",
x+x )
Print x
/' Output:
1
2
0.877582...
hello
hellohello
'/
__FB_ARG_EXTRACT__ の例も参照下さい。
バージョン:
QBからの違い:
参照:
