文字列直定数が、免除連続(エスケープ・シーケンス)として処理されないように、明示します。
構文:
$"text"
パラメタ:
$
プリプロセッサの、退避させない演算子
"text"
文字列直定数
記述:
この演算子は、この演算子に続く文字列直定数(二重引用符で囲まれる)が、免除連続(エスケープ・シーケンス)として処理されないことを、明示します。
このプリ・プロセッサ演算子が有効なのは、コンパイル時に、文字列直定数と共に使う場合だけです。
文字列直定数は、免除連続(エスケープ・シーケンス)として処理されないのが、デフォルトの振舞いです。
しかし、
Option Escape は、
-lang fblite 方言で、免除連続(エスケープ・シーケンス)として文字列を処理する、このデフォルトのふるまいをくつがえすために、使用します。
例:
'' -lang fblite か qb で、コンパイルします
#lang "fblite"
Print "デフォルト"
Print "バックスラッシュ :
\\"
Print !"バックスラッシュ !:
\\"
Print $"バックスラッシュ $:
\\"
Print
Option Escape
Print "オプションエスケープ"
Print "バックスラッシュ :
\\"
Print !"バックスラッシュ !:
\\"
Print $"バックスラッシュ $:
\\"
Print
'' 「出力」
'' デフォルト
'' バックスラッシュ :
\\
'' バックスラッシュ !:
\
'' バックスラッシュ $:
\\
'' オプションエスケープ
'' バックスラッシュ :
\
'' バックスラッシュ !:
\
'' バックスラッシュ $:
\\
Sleep
QBからの違い:
参照: