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コンパイラで定義された、プリプロセッサ記号。

http://blog.pasonatech.co.jp/sugiura/7225.html
・Intrinsic=あるモノの中にある、それがそれであるような、本質的なモノ
・Extrinsic=あるモノの中にあっても、それが本来備えるモノではないこと
http://www.gfd-dennou.org/arch/dcl/dcl-f77doc/rc1/math1/node16.html
INTRINSIC文は, そこに指定された関数名が組み込み定義であることを宣言するもの
EXTERNAL文は, そこに指定された関数名が外部関数であることを宣言するもの

記述:
組み込み定義は、コンパイラによって設定されます。そして、なにか他の定義済み符号として使うことができます。
しばしば、組み込み定義は、全般の、あるいは、コンパイル過程の特定の点で、コンパイラの状態に関する情報を、伝達します。
一般に、コンパイラの状態に関する情報を伝達します。または編集における特定のポイントで処理しても、しばしば定義します。
多くの組み込み定義は、値に関連づけられます。

プラットホーム情報
システムの情報を提供するための定義。
バージョン情報
使われる fbc コンパイラのバージョン情報を提供する定義。
コマンドライン・スイッチ
fbc と共に使われるコマンドライン・スイッチの情報を提供する定義。
環境情報
オペレーティング・システム環境の情報を提供する定義。
文脈固有の情報
コンパイル過程に関する文脈情報を提供する定義。
Basic-マクロ
組み込み basic-マクロ。
定数
組み込み定数。

プラットホーム情報
__FB_WIN32__
Windows のためにコンパイルする定義。
__FB_LINUX__
Linux のためにコンパイルする定義。
__FB_DOS__
DOS のためにコンパイルする定義。
__FB_CYGWIN__
Cygwin のためにコンパイルする定義。
__FB_FREEBSD__
FreeBSD のためにコンパイルする定義。
__FB_NETBSD__
NetBSD のためにコンパイルする定義。
__FB_OPENBSD__
OpenBSD のためにコンパイルする定義。
__FB_DARWIN__
Darwin のためにコンパイルする定義。
__FB_XBOX__
Xbox のためにコンパイルする定義。
__FB_BIGENDIAN__
ビッグエンディアン・バイトオーダーを使うシステムの上でコンパイルする定義。
__FB_PCOS__
一般的な PC OS (例えば、DOS、Windows、OS/2) のためにコンパイルする定義。
__FB_UNIX__
Unix 形式 OS のためにコンパイルする定義。
__FB_64BIT__
64ビット目標のためにコンパイルする定義。
__FB_ARM__
ARM アーキテクチャ用にコンパイルする定義。
__FB_PPC__
PowerPC アーキテクチャ用にコンパイルする定義。
__FB_X86__
X86 / X86_64 アーキテクチャ用にコンパイルする定義。
__FB_JS__
emscripten ターゲット用にコンパイルする定義。
__FB_ANDROID__
android ターゲット用にコンパイルする定義。

バージョン情報
__FB_VERSION__
コンパイラ・バージョンの文字列直定数として定義されます。
__FB_VER_MAJOR__
コンパイラ大分類バージョン番号の、整数の直定数として定義されます。
__FB_VER_MINOR__
コンパイラ小分類バージョン番号の、整数の直定数として、定義されます。
__FB_VER_PATCH__
コンパイラのパッチ番号の整数直定数として定義されます。
__FB_MIN_VERSION__
最小のコンパイラ・バージョンをチェックするマクロ。
__FB_BUILD_DATE__
コンパイラ・ビルド日付を「mm-dd-yyyy」形式の文字列直定数で定義します。
__FB_BUILD_DATE_ISO__
コンパイラ・ビルド日付を「yyyy-mm-dd」形式の文字列直定数で定義します。
__FB_SIGNATURE__
コンパイラ署名の文字列直定数として、定義されます。
__FB_BUILD_SHA1__
コンパイラのソースリビジョン sha-1 の文字列直定数で定義されます。

コマンドライン・スイッチ
__FB_ASM__
-asm に従い "intel""att" のどちらかに定義します。
__FB_BACKEND__
-gen により、"gas""gcc" のどちらかを定義します。
__FB_GCC__
-gen gcc が使われるなら真 (-1) 、そうでなければ偽 (0) として定義。
__FB_OPTIMIZE__
-O に応じて最適化レベルに定義されます。
__FB_GUI__
"-s gui"スイッチが使われていれば真 (-1) 、そうでなければ偽 (0) 。
__FB_MAIN__
入り口のある(主な)モジュールをコンパイルするかどうかを、定義します。
__FB_DEBUG__
"-g" スイッチが使われていれば正 (-1) を、そうでなければ、誤 (0) を返します。
__FB_ERR__
"-e", "-ex", "-exx" スイッチのどれも指定しないときに、ゼロ (0) を返します。
__FB_FPMODE__
高速 SSE 数学のためにコンパイルするなら、"fast" 、そうでなければ、"precise" として定義されます。
__FB_FPU__
SSE 浮動小数点プロセッサのためにコンパイルするなら、"sse" 、また、通常の x87 浮動小数点のプロセッサなら、"x87" として定義されます。
__FB_LANG__
使われた "-lang" 方言の、文字列直定数に、定義されます。
__FB_MT__
"-mt" スイッチが使われると、正 (-1) を、そうでなければ、誤 (0) を返します。
__FB_OUT_DLL__
モジュールが、共有ライブラリとしてコンパイルされ、結合される場合に、正 (-1) を、それ以外の場合は、誤 (0) を返します。
__FB_OUT_EXE__
実行可能ファイルにコンパイルして結合する場合に、正 (-1) を、それ以外の場合に、誤 (0) を返します。
__FB_OUT_LIB__
静的ライブラリにコンパイルして、リンクする場合に、正 (-1) を、そうでなければ、ゼロ (0) を、返します。
__FB_OUT_OBJ__
モジュールをコンパイルするだけの場合は、正 (-1) を、そうでなければ、ゼロ (0) を返します。
__FB_SSE__
SSE 浮動小数点プロセッサのためにコンパイルすることを定義します。
__FB_VECTORIZE__
自動ベクトル化のレベルとして定義されます。 (0 から 2)
環境情報
__FB_ARGC__
プログラムに渡される、コマンドライン引数の、数に関する整数直定数として、定義されます。
__FB_ARGV__
プログラムに渡された、コマンドライン引数への、Zstring Ptr Ptr として定義されます。
__DATE__
コンパイル日付は、"mm-dd-yyyy" 形式の文字列直定数として定義されます。
__DATE_ISO__
コンパイル日付は、"yyyy-mm-dd" 形式の文字列直定数として定義されます。
__TIME__
コンパイル時刻の、文字列直定数として定義されます。
__PATH__
モジュールの絶対パスの、文字列直定数として定義されます。

文脈固有の情報
__FILE____FILE_NQ__
モジュールの名前として定義されます。
__FUNCTION____FUNCTION_NQ__
使われている手続きの名前として定義されます。
__LINE__
使われているモジュールの行の、整数直定数として、定義されます。
__FB_OPTION_BYVAL__
デフォルトで、パラメタが、値によって宣言されるなら、正 (-1) を、そうでなければ、ゼロ (0) を返します。
__FB_OPTION_DYNAMIC__
すべての配列が可変長なら、正 (-1) を、そうでなければ、ゼロ (0) を返します。
__FB_OPTION_ESCAPE__
文字列直定数が、エスケープ・シーケンスのために処理されるなら、正 (-1) を、そうでなければ、ゼロ (0) を返します。
__FB_OPTION_GOSUB__
gosub サポートが可能にされると、正 (-1) を、そうでなければ、(0) を返します。
__FB_OPTION_EXPLICIT__
変数とオブジェクトが、明示的に宣言される必要があるなら、正 (-1) を、そうでなければ、ゼロ (0) を返します。
__FB_OPTION_PRIVATE__
すべての手続きが、デフォルトで個別であるなら、正 (-1) を、そうでなければ、ゼロ (0) を返します。

Basic-マクロ
__FB_ARG_COUNT__
引数リスト内の引数の数を数えます。
__FB_ARG_EXTRACT__
引数リストから n番目の引数を返します。
__FB_ARG_LEFTOF__
セパレータに基づいて、左トークンを返します。
__FB_ARG_RIGHTOF__
セパレータに基づいて、右トークンを返します。
__FB_EVAL__
コンパイル時に引数(式)を評価します。
__FB_IIF__
コンパイル時に評価された比較式の結果に応じて式を返します。
__FB_JOIN__
2つのトークン引数を、1つに結合します。
__FB_QUERY_SYMBOL__
fbc のシンボル内部を照会します。
__FB_QUOTE__
引数を文字列に変換します。
__FB_UNIQUEID__
スタックの最上位にある識別子を取得します。
__FB_UNIQUEID_POP__
スタックから識別子を取り出します。
__FB_UNIQUEID_PUSH__
新しい一意の識別子をスタックに押し込みます。
__FB_UNQUOTE__
リテラル文字列を受け取り、それをトークンに変換します。

定数
FALSETRUE
ブール データ型の組み込み定数

 
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ページ歴史:2024-01-07 08:33:36
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:JeffMarshall

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