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FreeBASIC LEFT

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文字列の左端側の、部分文字列を返します。

構文:
declare function Left ( byref str as const string, byval n as integer ) as string
declare function Left ( byref str as const wstring, byval n as integer ) as wstring

用法:
result = Left[$] ( str, n )

パラメタ:
str
ソース文字列。
n
ソース文字列から抽出する文字数。

戻り値:
文字列(str)から、一番左から数えた部分文字列を返します。

記述:
str の、左端から始まる、n 文字を返します。
str が空ならば、ヌル("")が返ります。
n <= 0 の場合は、ヌル("")が返ります。
n > len(str) であれば、ソース文字列全体が返ります。

例:
Dim text As String = "こんにちは、世界!"
Print Left (text, 10)
Sleep


とすると、以下のように出力されるでしょう:

こんにちは

ユニコードの例:
渡辺 注:どのマシン上でも、すべてのユニコード文字を見せることができる、というわけではありません。利用できる文字は、実行画面(コンソール)で現在使用中のフォントに依存します。
ソース・コード(.bas ファイル)は、UNICODE で保存します。

dim text as wstring*20
text = "Привет, мир!"
print left(text, 6) & Space(6) 'displays "Привет"
Sleep
 
とすると、以下のように出力されるでしょう:

ユニコードの例

注:日本語 Windows 標準設定の、コマンド プロンプトの「ラスターフォント(Raster font ビットマップ・フォント)」では、Print で、ユニコードの文字を表示しようとすると、半角ベースの幅しか確保しません。このため、全角の文字を含む文字列を表示すると、右端が欠落します。
 上の例のコードでは、文字数だけ、空白を、Space で追加して、表示させる幅をかせいでいます。
 ユニコード のソース・コード(.bas ファイル)で、WString の全角文字の Print を補助する、ユーザ定義関数 Expand もあります。

注意:FbEdit の最新バージョン(1.0.7.6c)では、UNICODE のファイルを保存すると、不要な文字が入るバグが有ります。
このため、UNICODE のコードを扱う場合は、FbEdit バージョン(1.0.7.4)か、FreeBasic IDE-poseidonFB か、FreeBasic IUP_FB_EDITOR を使って下さい。
 
コマンド プロンプトのタイトルバーを右クリックしてプロパティを表示  コマンド プロンプトのタイトルバーを右クリックしてプロパティを表示させて、右画面のように、フォントを、「MS ゴシック」に変更すれば、プログラムで細工しなくても、素の print で全角文字列を表示できます。
 これも、2ちゃんねるの、「デフォルトの名無し」さんに教えていただきました。


プラットホーム差:

方言差:

QBからの違い:

参照:
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ページ歴史:2020-09-12 03:09:25
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:SysOp

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