変数の、怠惰な宣言。
FreeBASIC言語の、
qb と
fblite 方言は、変数名を最初に宣言せずに使うことを、許しています。
これは、変数名が、最初にどう使われるかから、実際の宣言が推論されるので、暗黙の宣言と呼ばれます。
変数の型
変数を、黙示的に宣言すると、変数の型は、以下の2つの内の1つを、当てにします:
もしあれば、直近のデフォルトの暗黙の型指定、あるいは、もしあれば、変数の、使われている型接尾語シンボル。
デフォルト型
変数の型接尾語シンボル
変数名に、シンボルのセットの1つで接尾語を付けると、その型で、暗黙に宣言されます。
これらのシンボルは以下の通りです。
'%' for
Integer,
'&' for
Long,
'!' for
Single,
'#' for
Double,
'$' for
String.
これらのシンボルを使うと、先の "
DEFxxx" 指示より優先されます。
暗黙の配列の宣言
現在、FreeBASIC は、配列の暗黙の宣言を、サポートしません。
デバッグ
完全なデバッグ・サポートを受けるためには、すべての変数を、明示的に宣言しなければなりません。そして、接尾語を使ってはいけません。
Option Explicit を使うことを推奨します。こうすると、暗黙の宣言は、使えなくなります。そして、間違ってタイプした変数名は、コンパイル時にコンパイラによって、捕捉されます。
参照: