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変数の、怠惰な宣言。

FreeBASIC言語の、qbfblite 方言は、変数名を最初に宣言せずに使うことを、許しています。
これは、変数名が、最初にどう使われるかから、実際の宣言が推論されるので、暗黙の宣言と呼ばれます。

変数の型

変数を、黙示的に宣言すると、変数の型は、以下の2つの内の1つを、当てにします:
もしあれば、直近のデフォルトの暗黙の型指定、あるいは、もしあれば、変数の、使われている型接尾語シンボル。

デフォルト型

qb 方言では、黙示的に宣言された変数は、Single 型をデフォルトとします。fblite 方言では、Integer 型をデフォルトとします。

デフォルトの暗黙の型指定

"DEFxxx" 指示は、次のどの暗黙の変数宣言のためにも、新しいデフォルト型を決めます。
これらの指示は以下の通りです。
DefByte, DefUByte, DefShort, DefUShort, DefInt, DefUInt, DefLng, DefSng, DefDbl, DefStr.

変数の型接尾語シンボル

変数名に、シンボルのセットの1つで接尾語を付けると、その型で、暗黙に宣言されます。
これらのシンボルは以下の通りです。
'%' for Integer, '&' for Long, '!' for Single, '#' for Double, '$' for String.
これらのシンボルを使うと、先の "DEFxxx" 指示より優先されます。

暗黙の配列の宣言

現在、FreeBASIC は、配列の暗黙の宣言を、サポートしません。

デバッグ

完全なデバッグ・サポートを受けるためには、すべての変数を、明示的に宣言しなければなりません。そして、接尾語を使ってはいけません。
Option Explicit を使うことを推奨します。こうすると、暗黙の宣言は、使えなくなります。そして、間違ってタイプした変数名は、コンパイル時にコンパイラによって、捕捉されます。

参照:
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ページ歴史:2016-11-07 07:07:00
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:GarvanOKeeffe

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