基本操作

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パソコン初心者用テキスト
画面操作の基本
・ 複数の「窓(ウインドウ)」から、特定のウインドウを指示する
・ タスクバーのボタンは、グループ化しない
・ 複数の「枠(ペイン)」から、特定のペインを指示する
・ 指定したウインドウを、並べて表示する
・ アプリケーションの操作(タイトルバー、メニューバー、ツールバー)
データのコピー
ブラウザの文字の大きさを変える方法
ブラウザの文字化けを直す方法
メイル・アドレスの簡単な入力方法
漢字異体字の入力方法
ソフトを更新して安全な環境にする
画面コピーの取り方(画像を圧縮)
パソコンの画面を固まらせない方法
ブルースクリーンで画面が固まったら
 

パソコン初心者用テキスト

←最小
最軽量の
Windows
パソコン

タブレット用
純正スリーブ
付き
 社団法人 日本教育工学振興会(JAPET)の、文部科学省委嘱「IT基礎技能講習用テキスト:はじめよう!パソコンとインターネット」が、無償ダウンロードできます。
http://www.japet.or.jp/index.cfm/4,552,30,html
 ダウンロードしたPDF(Portable Document Format)ファイルが開けない場合は、Adobe Reader をダウンロードしてインストールして下さい。

 なお、上記ホームページの存在は下記「PC説教講座」で知りました。下記には、「『ビギナーがこれを読めば一人でパソコンができるようになる!』という類のものではありません」と注記して有りますが、参考になる情報が色々掲載されています。
http://pctraining.s21.xrea.com/

 また、下記にも、参考になる情報や解説が有ります。
 PCゲート
http://www.pcgate.jp/

 パソコン初級者が越える道
http://homepage3.nifty.com/yhbrahms/

 図書館員のコンピュータ基礎講座
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/

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画面操作の基本

 パソコンの画面で、文字を入力しようとして、キーを打っても、思った場所に入力できないとか、画面をコピーしようとしても、思った画面がコピーできないことが有ります。
 Windowsでは、画面に複数の「窓」を表示したり、その「窓」にも、複数の「ペイン」が有ります。
 私たちは、自分では、目で見て分かっていて、ここに入力したいと思っていても、それが何処なのか、マウス操作で指示してやらない限り、パソコン側は、分からないのです。
 私たちは、マウスで該当部分を左クリックして、パソコンに認識させる(該当部分をアクティブにする)必要が有るのです。

 例をいくつか掲示します。
 

複数の「窓(ウインドウ)」から、特定のウインドウを指示する

 複数のソフトを立ち上げている時、その一つのソフトに、パソコンを注目させるには、タスクバーで該当ソフトを、マウス左クリックして、タスクバーの表示をへこませます。

タスクバーで該当ソフトを、マウス左クリックして、アクティブにする

 あるいは、ウインドウのタイトルバーをマウス左クリックして、タイトルバーの色を濃くします。(タイトルバーの色の濃いウインドウが、アクティブになっている印です。) タイトルバーの色が濃いウインドウが、アクティブになっている画面


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タスクバーのボタンは、グループ化しない

 WinXP や Vista の標準設定では、起動している画面のボタンが、タスクバーで、横に並んでくれません。
 タスクバー上で、ボタンをグループ化して表示させるためです。これだと、起動している画面の内容が、タスクバーのボタンで判断できなくて、不便です。
 画面(ウインドウ)の切替え・選択が、ワンクリックでできるように、1つのウインドウにつき、1つのボタンを表示するように、変更します。

「同様のタスクバーボタンをグループ化する」のチェックを外します  タスクバーで、マウス右クリックして表示されるメニューから、プロパティを選択すると、「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」が表示されます。
 この画面で、「同様のタスクバーボタンをグループ化する」のチェックを外します。

 これで、タスクバーのマウス選択だけで、複数の「窓(ウインドウ)」から、特定のウインドウを指示できるようになります。

 「タブ切替え方式」のソフトもありますが、「タスクバーで切替え」を使うほうが、それぞれの画面の大きさを自由にできますし、並べて表示もできて、便利です。

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複数の「枠(ペイン)」から、特定のペインを指示する

 ペインとは、pane:窓ガラス(の 1 枚)、(特に長方形の) 1 区画、(障子・格子などの)枠、のことです。
 上のウインドウの画面では、ソフト「TTT Editor」がアクティブになっていますが、そのトゥリー枠(エクスプローラ・ペイン)にコントロールが行っていて、テキスト入力枠(ペイン)は、まだアクティブになっていません。テキスト入力枠に、文字を入力できるようにするためには、テキスト枠(ペイン)でマウス左クリックして、カーソルを点滅させる必要があるのです。

アクティブな画面の、カーソル(キャレット)

カーソルとは:
 キーボードによる、入力位置をあらわす縦棒「」のことです。キャレット とか カレット とか呼ばれることもあります。

カーソルの点滅速度を調整するには:
 [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロール パネル] をクリックし、キーボードのアイコンをダブルクリックします。
[カーソルの点滅速度] のつまみをドラッグします。
つまみの左側にあるテスト カーソルが、設定した速度で点滅します。
(私は、「半角英数入力」のときと、「全角かな漢字入力」のときの状態(IME の on/off) が分かりやすいように、それぞれの場合で、カーソルの点滅速度を変えて、設定しています。)

 インターネット・エクスプローラでホームページを見ている時、インターネットの画面が、フレームで複数の枠に分けられている場合も同様に操作します。
 インターネット・エクスプローラのように、入力できないソフトの場合は、該当ペインを、マウスで左クリックしても、カーソルは表示されません。しかし、このときも、フレーム上での左クリックは、意味のある大切な操作です。ホームページのフレームの枠のいずれかをクリックして、[Ctrl]+[A]で、「全てを選択」してみて下さい。マウスで指示された枠の部分の色が反転するのが分かるでしょう。


 コマンド入力時に表示される、「ダイアログボックス」の場合も同様です。

 dialogue とは、人とパソコンの「対話」を意味しています。

 例えば、インターネット・エクスプローラでホームページを見ていて、当該ページの中でキーワード検索したい場合には、検索対象のフレーム(枠・ペイン)でマウス左クリックして指定した後、[Ctrl]+[F]で、「検索ダイアログボックス」を開けます。
検索したい文字を指定
 「検索する文字列(N)」の入力ボックスに、探したい文字を入力して、「次を検索(F)」で検索します。このときも、入力ボックスで、カーソルが点滅していないと、キーボードの入力を受け付けませんので注意しましょう。

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指定したウインドウを、並べて表示する

 複数のソフトを立ち上げている時、その内の指定した複数のウインドウを、並べて表示すると、内容を比較したりするときに、便利です。
 タスクバーで、表示したいソフトを、[Ctrl]キーを押しながらマウス左クリックすると、複数のソフトが選択された状態になります。(下の画面では、2つへこんでいますね。(私は、タスクバーを、画面の上側に移しています。))
 ここで、マウス「右」クリックすると、下の画面の例のように、メニューが表示されます。このメニューで「並べて表示」を選択します。

複数の画面を指定して並べる


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アプリケーションの操作(タイトルバー、メニューバー、ツールバー)

 アプリケーション(ソフトウェア)を起動すると、その画面構成は、一般に下のようになっています。
 最上段がタイトルバー、上から2段目にメニューバー、その下に表示されるのが、ツールバーです。

タイトルバー、メニューバー、ツールバーとステータスバー

@.タイトルバーには、アプリケーション(ソフトウェア)の名前や、処理しているデータのファイル名などが表示されます。

A.メニューバーには、アプリケーションで使える機能の目次が、並んでいます。各目次をクリックすると、詳細メニューが表示されます。この機能を選んで、ソフトを使います。

B.ツールバーには、よく使う機能が、ワンクリックで使えるように、「ボタン」が並んでいます。
一般的に、ツールバーのボタンは、ユーザが、自分の使い方に合わせて、追加したり表示の順番を移動させたりして配置できるようになっています。あるていど、そのソフトウェアを使って、使い方が決まってきたら、ツールバーをカスタマイズすると、操作性が良くなり、使いやすくなります。

C.画面の最下段には、ステータスバーがあります。ここでは、操作の状況に合わせて、参考になる情報が表示されます。ステータスバーの情報が使えるようになれば、そのソフトウェアの使い方をマスタしたと言えるでしょう。

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データのコピー

 パソコンを使って文書を作る最大の利点は、文字や数字や絵をコピーして、簡単に活用・編集できる点です。
 操作では、「コピー」と「貼付け」と言います。この操作をマスタすると、もう手書きには戻れませんよ。

操作の流れ

コピーしたい画面 コピー
クリップボード 貼付け
作成中の画面
対象部分を選択 [Ctrl]+[C] 一時保存のバッファ [Ctrl]+[V] コピー先

「コピー(複写)」ではなく、「移動」したい場合には、
移動元を選択状態にした後、コピーの代わりに「切り取り([Ctrl]+[X])」を使います。
移動先で、「貼付け」をする点は、コピーと同じです。
このとき使われるキー[X][C][V]が、横一列に並んでいるので、覚えやすい?ですね。


手順

 コピー
  1.  データ(文字や数字や絵)のコピーしたい部分を、選択して、色を変えます。

     範囲を選択するには、下記の3つの方法の中の、いずれか一つの操作をします。

    範囲選択のコツ:範囲選択する場合は、「開始部分→終了部分」と指定するより、「終了部分→開始部分」と、お尻から指定するほうが、思ったように選択し易いようです。

  2. 範囲した内容を、クリップボードに、コピー取り込みます。

     左手小指で、[Ctrl]を押しながら、左手の中指か人差し指で、[C]を押してから、手を離します。
     (↑他の方法もありますが、キーボードを使ったこの方法が、最も簡単なので、推奨します。)

 貼り付け
 カーソルで、貼り付けたい場所を指定して、クリップボードの内容を貼り付けます。
  1.  マウスで、貼り付けたい場所に、マウスポインタを動かします。
    マウスで左クリックして、カーソルを位置付けます。
    カーソルの位置は、矢印キー[→][↓][↑][←]で動かすことができます。

  2.  左手小指で、[Ctrl]を押しながら、左手の人差し指で、[V]を押してから、手を離します。
     (↑最も簡単なので、この方法を推奨します。)

     カーソル位置に、クリップボードの内容が、貼り付けられます。
 参考→ショートカットKEY


追記:形式を選択して貼り付け

事例:Excelのデータを貼付けする方法を、選択しています。ExcelとするとExcelで編集でき、ビットマップとすると絵になります。  作成中の貼付け先のソフトのメニューに、「編集」→「形式を選択して貼り付け」が有る場合は、クリップボードの内容から抽出する方法を選択できます。
 状況に合わせて、使い分けて下さい。

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ブラウザの文字の大きさを変える方法

ブラウザの表示文字サイズを5段階で変更できます インターネットを見ていて、文字が小さすぎるので大きく表示させたいとか、逆にもっと小さくして、1画面にたくさんの文字を表示させたいと思うことが有ります。
 ブラウザは、簡単に表示文字サイズを変えることができます。
 インターネット・エクスプローラの場合は、ツール・バーに、「文字サイズ変更のボタン」を表示すると便利です。このボタンで、文字サイズを5段階、調節することができます。

ブラウザの表示文字サイズの変更ボタン
 ツール・バーに、「文字サイズ変更のボタン」を表示する方法は、IEの「表示」→「ツール・バー」→「ユーザ設定」と進みます。ツール・バーの変更で利用できるボタンが表示されるので、「サイズ」を選んで追加してやります。右側の「上へ」「下へ」で適当な順番にします。
 このとき、「エンコード」のボタンも一緒に追加しておくと、便利です。

 文字の表示サイズは、画面をマウス左クリックして、アクティブにしておいて、[Ctrl]を押しながら、マウスのホイールを操作することでも、変えられます。

 文字の大きさが小さすぎるのに、この「サイズ」変更で、文字サイズが変更できないホームページも有ります。文字サイズを、相対指定ではなく、ポイント数で絶対指定しているためです。

 ブラウザの「サイズ」ボタンで文字の大きさが変えられない場合は、パソコン設定の「方法1」で、システムフォントを大きくします。

 「方法1」が使えない場合は、「ツール」→「インターネットオプション」の「全般」の「ユーザ補助」で、「Webページで指定されたフォントサイズを使用しない」にチェックを入れます。こうすると、全てのフォントサイズが同じになって、ホームページの作者の意図と離れてしまうので、あまり推奨しませんが、文字が小さすぎて見えないよりはマシです。

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ブラウザの文字化けを直す方法

ブラウザの表示文字コードの選択  ブラウザの表示文字が、文字化けで読めないことが有ります。あるいは真っ白の画面で何も表示されない場合も有ります。
 こんなときは、文字コードが合っていないので、「エンコード」を変えると正しく表示されるようになります。
 日本語のホームページの場合だけでなく、例えば、中国語のホームページを見る場合でも、同様です。外国語は「その他」の中に有ります。

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メイル・アドレスの簡単な入力方法

 メイルを書くときに、毎回あて先を「アドレス帳」で調べて入力していませんか。アドレス帳の登録件数が少ないうちはそれで良いのですが、100名を超えると、その検索が面倒になります。

IMEのユーザ辞書に登録してしまう

 宛先を、IMEのユーザ辞書に登録してしまうのが一番使い勝手がいいと、私は感じています。

 一般にユーザ辞書に単語登録するとき、私は漢字の読みの1音目を組み合わせた省略形で入力をしています。例えば、 中村なら「ら」で「なむ」の読みで、「makiko_nakamura@mail.provider.com;」を登録します。

 こうしておけば、かな漢字変換で、たった2文字入力するだけで、アドレスを記入できるようになります。

 このときの工夫は、さらに2つ有ります。

 一つは、登録品詞を「顔文字」にすることです。
 IMEのユーザ辞書に英単語を登録すると、下記の様に自動で、大文字・小文字の全ての組合せが変換候補として表示されるようになります。通常はこれが便利なのですが、メイル・アドレスの変換では、不要な表示がたくさん出て不適当です。
 これを、品詞「顔文字」にすると、登録した形式1つだけが表示されるので、選択が容易です。
(悪い登録例) 過剰に表示される変換候補
(品詞を顔文字にした場合) 必要充分な変換候補
 ユーザ辞書として登録した用語は、IMEの辞書ツールを用いて、テキスト・ファイルに出力したり、テキスト・ファイルで追加・削除したりもできるのですが、「顔文字」にしておくと、辞書ツールでの「抽出」指定が簡単にできます。

 もう一つの工夫は、ユーザ辞書に語句をコピー登録するとき、アドレスの後ろのセミコロン「;」まで登録しておくことです。こうすると、複数の宛先を書く場合も、セミコロンを入力する必要が無いし、宛先が一人だけの場合でも、メイル・ソフトが自動的に送信時に削除してくれるので、入力の手間が少なくてすむからです。

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漢字異体字の入力方法

 名簿作成などで、教育漢字に無い、「異体字」を入力したいことが有ります。
 MS-IMEパッドでは、文字を選択して右クリックして表示されるメニューで、「異体字」候補を表示させることができます。

MS-IMEパッドで、「異体字」を検索 注: Win95では、MS-IMEパッドで、JISに無い漢字は「・」で表示されるようです。Win98以降では、中日韓統合漢字が表示できます。

 俗字、例えば、「吉」で「土」の下の横棒が長い「吉」などは、マイクロソフトのフォントに無いため、普通は表示できません。どうしても使いたい場合は、GT書体フォントをダウンロードします。

 異体字を一気に表示するソフト「異体字転」も有ります。

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ソフトを更新して安全な環境にする

 インターネットに接続する機会が多くなると、ウイルスの被害が心配です。
 一般にコンピュータ・プログラムには、バグ(〔bug〕「虫」の意。コンピュータのプログラムの不都合なところ。) や、作成時に考慮できなかった脆弱(ぜいじゃく)な部分などがあり、この点を、クラッカー((cracker)クラック:ひび,割れ目,すき間を見つけて、コンピュータに侵入して、破壊的な行為をする悪者。塩味の堅焼きビスケットの一種のことではない。)が、ウイルスを送り込んできます。
 マイクロソフトの製品は、そのユーザ数が多いだけに、クラッカーの標的になりやすいのです。

Windows Update マイクロソフトは、その不具合が見つかった時点で、サービスパックと呼ぶ修正プログラムを、インターネットで無償配布しています。みなさんも、時々インターネットで確認して、必要な対応をしましょう。

 インターネット・エクスプローラの「ツール」→「Windows Update」をクリックして、マイクロソフトのホームページに接続して、そこで表示されるメニューから、自分の環境に合ったものを選択するだけです。最近は、サービスパックの容量が数メガにもなることがあり、ダイヤルアップの環境だと、電話代が大変ですが、安心には代えられません。私は先日MS-Office2000のSP3をインストールしました。

 さらに、積極的にウイルス対策したい場合は、アンチウイスル・ソフトの導入を考えます。また、あなたがインターネットに常時接続できる恵まれた環境にある場合でも、「インターネットを使わないときは、接続を切る」、これが一番の安全対策です。

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画面コピーの取り方(画像を圧縮)

 電子情報として業務マニュアルやパソコンの操作説明を作ったり、あるいは紙に印刷するために、パソコンの画面コピーを取りたいことがあります。

 画像ファイルは、デジカメ写真のようなものと、パソコンの操作画面のようなものの2種類に区分できます。それらの違いを意識して、以下のテクニックを使うと、ファイルサイズを、小さく、軽くすることができます。

1.画像ファイル作成の基本テクニック

画像の種類 画像の特徴 レベル1
ファイル形式を最適化
レベル2 レベル3
写真 横方向のドットの色変化が多い  JPEG(JPG) 形式で保存する。

 JPEG形式は、画面内の色変化の多い写真などを圧縮保存するのに、最適の形式です。
 不可逆圧縮(lossy com-pres-sion)で、画面のハードコピーには向きません。
 画像の大きさを、表示したいサイズと同じサイズにする。

 画像の面積が半分になれば、ファイルサイズは約半分に減ります。
 画像の縮小には、フォトレタッチ・ソフトや、画像表示・変換ソフトを使います。
 圧縮率を最適化する。

 JPEGでは、「名前を付けて保存」の「オプション」などで、画質(量子化率)を選択することができます。
 高画質にしたいときは、90に、通常は 80に、ファイルサイズを小さくしたいときは、70〜60に指定します。
 それなりの高画質で、ファイルサイズもほどほどにしたい場合は、85を推奨します。


レベル1レベル2レベル3
パソコン画面のコピー 横方向のドットの色変化が少ない  PNG(ピン Portable Network Graphics)形式で保存する。

 PNGは、GIFと同様にインターレース形式や透明色が使える可逆圧縮方式(loss-less com-pres-sion)です。

 GIFと比べた特長は、圧縮率が高い上、24ビット True Color にも対応しています。逆に、欠点は、256色の環境で見ると、ノイズ(不要な線)が出ることです。
色数を減らす。

@パソコン画面の色数を減らす。
パソコンの
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「画面のプロパティ」→「設定」
で、パソコンの「画面の色」を中(16ビット ハイカラー)にしておく。
「画面の色」を中(16ビット ハイカラー)に設定
 パソコンの表示モードを中(ハイカラー)にしたものは、仕事でパソコンを使う分にはそのままにしておいてかまいません。
 画面の表示速度が早くメモリも消費しないので、業務効率が上がります。
 家庭の個人のパソコンで色々な画像を見る場合でも、中(ハイカラー)の方が良いかもしれません。最高(32ビット トゥルーカラー)にすると動作が極端に遅くなるソフトが有るからです。

Aコピーした画像を減色する。

 32ビットや16ビットカラーの画面を、画面コピーしたものを、8ビット(256色)に減色すると、ファイルサイズを半分にできます。ただし、やり方によっては、画像が汚くなったり、ファイルサイズが思ったほど小さくならない場合もあるので、色々やってみて、お気に入りの方法を決めましょう。
 私は、デスクトップ・ツールの項で紹介した、CapHey を使って画面コピーします。
 そして、CapHey の「編集」→「コピー/256色」を使って、画像ソフトに貼り付けます。画像ソフトで線や文字を追加したり、トリミングをした後、PNG 256色で保存すると、色もきれいで、ファイルサイズも小さくなります。
PNG 256色で保存
画像サイズを小さくする。

 パソコン画面のコピーを、画像ファイルを作った後で縮小すると、線がつぶれたり、ファイルサイズがかえって大きくなったりするので、止めましょう。

 もし画面サイズを小さくしたい場合は、パソコンの画面設定で、画像のサイズを前もって小さくしておきます。
画面設定で、画像のサイズを小さくする
「画面のプロパティ」→「設定」→「詳細設定」→「全般」→「DPI設定」の「カスタム設定」を選択して、75%に縮小します。
 Win2000以前のパソコンをお持ちの方は、256色環境が使えます。

 パソコンを256色に設定して、GIF (Graph-ics Inter-change Format) 形式で保存します。
 横方向の色変化の少ない画面を、欠落無く、かつ高い圧縮率で保存できます。(可逆圧縮loss-less com-pres-sion)

 GIF は 256色までしか使えませんが、長所は、256色環境で見ても、ノイズ(不要な線)が出ない点です。
 パソコン画面の色数を減らす。

 画面コピーを作る前に、パソコンの
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「画面」
で、パソコンの表示モードを前もって256色にしておく。
画面のプロパティで色数を調整
業務で使うなら256色を推奨

 タスクバーにインジケータを表示するようにしておけば、必要の都度、タスクバーのアイコンをクリックして選択するだけで、簡単に色数を変更できます。
画面の色数は、情況に合わせて簡単に変更可能

タスクバーから表示色数を選択
画像の種類 画像の特徴 レベル1
ファイル形式を最適化
レベル2 レベル3

 画像のファイル形式の、ビットマップ(bmp)は、非圧縮なので、ファイルサイズが大きくなり、薦められません。 画面の保存形式の指定方法

 画像のファイル形式の比較紹介

 パソコンの表示モードを256色にせずに、ハイカラーとかトゥルーカラーでハードコピーすると、古いパソコンを使っている人がその画面を見る場合は、画面表示する段階で、必要なドットが欠落するため、「色が出る出ない」の問題ではなく、「読みにくい文字」になってしまいます。
 ただ、今頃256色表示の古いパソコンを使っているのは、私くらい?
(^^ゞ


2.ウインドウ全体ではなく、起動している該当ソフトの画面の部分だけコピーする

 コピーしたい画面を表示したあと、[Alt]+[PrtSc]で画面コピーを取ります。
 [PrtSc]だけだと、周りのデスクトップや、他に開いている画面までコピーされますが、[Alt]+[PrtSc]だと、一番上に開いているアクティブな画面だけのコピーが取れます。


3.必要な部分だけ切り取る

 画面の画像の加工は、Windows標準装備の「ペイント」でもできますが、画像表示・変換ソフトや、フォトレタッチ・ソフトを使うと、操作が容易です。
 MS-Officeの2000以前に付録で付いていた「MS Photo Editor」も、処理スピードが早く、使いやすいソフトです。


 なお、画面コピーには、こんなソフトも有ります。


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パソコンの画面を固まらせない方法

 この項目は、Windows95/98/Meの場合のみの話題です。

 パソコンは、システム・リソースという特別なメモリ領域で、プログラムの画面の情報などを管理します。この領域は物理メモリを増設しても増えません。OutLookやEXCELなどを次々に立ち上げて使っていると、リソース不足で画面が固まってしまうのです。
 特に、インターネット・エキスプローラが多くのリソースを消費します。このため、インターネット・エキスプローラの画面を複数立ち上げて見たい場合は、IEのアイコンから新規立ち上げするのではなく、開いているインターネット・エキスプローラの画面の「ファイル」→「新規作成」→「ウインドウ」(もしくは、「Ctrl」+「N」) としたほうが、同一プロセスの中で別ウインドウが開くだけなのでリソースの消費が少なくて済みます。

 また下記の対症療法をすることで、作成中のファイルがだめになるという、最悪の事態は防げます。

1.対応方法

リソース不足の警告画面  Windows標準のリソースメータを常時起動させておくと、リソース不足になると右のメッセージを出してくれます。
 こうなったときに、スタート→ログオフする(再起動よりは速い)か、Windowsを再起動するか、複数のプログラムを同時に動かさないようにするか、のいずれかの対応をします。

2.リソースメータを常時起動させる方法

 エクスプローラで「Windows」の下の「スタートメニュー」の下の「プログラム」の下の「アクセサリ」の下の「システムツール」の中に有る「リソースメータ」のショートカットを、同じく「プログラム」の下の「スタートアップ」にコピーする(右クリックで引っ張って離すときに「ここにコピー」を選択)。

3.リソースメータがインストールされていない場合

(上記で「リソースメータ」のショートカットが見つからない場合)

下記でインストールします。
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」→「Windowsファイル」→「アクセサリ」→「詳細」→「リソースメータ」→「OK」→「OK」

備考:
 (Windows2000、WindowsXPは、リソースの管理方法が違うため、リソース不足による問題は改善されています。
 というか、初めからたくさん(・・・・)のリソースが必要(^^ゞ)


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ブルースクリーンで画面が固まったら

 パソコンが、青い画面(青へど とか、Blue Screen of Deathとも言います)で強制終了することがあります。
 強制終了せずに、青色の英字の画面のままで、固まることもあります。画面が固まったら、電源ボタンを長押しして、強制終了させます。

いずれにしても、しばらくして、電源を入れ直して、通常どおり起動できればOKです。

電源を入れなおしても、またこの青い画面になる場合は、以下に従います。

******************************************************
以下は、ブルースクリーンに表示されている英文の内容です。

A problem has been detected and windows has been shut doun to prevent damage to your computer.

PAGE FAULT IN NONPAGED AREA
******************************************************

問題が起きました。Windows は、あなたのコンピュータの損傷を防ぐために、終了します。

理由は、パソコンの頭の中がひっちらかって、わけが分からなくなったためです。
(PAGEとは、パソコンの記憶域)

あなたが、この「青い停止エラー画面」を見たのはこれが初めてなら、コンピューターを再起動してください。
再起動しても、この青い画面が再び現われる場合は、以下のステップに従ってください。

あなたは、何か新しい装置を接続したり、アプリをインストールしたり、しましたか?
もしそうなら、装置が正しく接続され、アプリが正しくインストールされていることをチェックしてください。

新しいハードウェアかソフトウェアを接続したりインストールした場合は、そのメーカーに問い合わせて、パソコンに必要な条件を確認して下さい。
(マイクロソフト社に問い合わせてこないで下さい。)

それでも問題が継続する場合は、新しくインストールされたハードウェアあるいはソフトウェアを使わないか、削除してください。

BIOS記憶オプション(例えばキャッシングまたはシャドウイング)を無効にしてください。

新しくインストールされたコンポーネントを削除したり不能にするために、「セーフ・モード」を使う必要がある場合があります。
「セーフ・モード」を使いたい場合は、コンピューターを再起動して、起動途中に「F8」キーを押して高度な操業開始オプション・メニューを表示させます。
このメニューで、「セーフ・モード」を選択してください。

技術情報
***停止したメモリ位置 0*0000
物理メモリー物理メモリー・ダンプの開始ダンプは完全です。
さらに援助が必要なら、あなたのシステム管理者または技術サポートの人に助けを求めて下さい。
(マイクロソフト社に助けを求めないで下さい。)


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