Accessでお仕事 クエリのレコード グループに対して合計、平均、カウント、その他の集計を行う

クエリのレコード グループに対して
合計、平均、カウント、その他の集計を行う

 ここでは、事例のデータ(Orderテーブル) から、商品別に、各顧客の一つの受注オーダでの、最大発注数を表示してみましょう。
  1. クエリーの新規作成で、Order を追加します。
  2. 上段のフィールドリストで、「商品」「数量」「得意先」の順に、項目をマウス左ダブルクリックして、下段のクエリーデザイングリッドのフィールドに登録します。(この順番が、後で並び替える時に重要です。ただし、クエリを実行した後のデータシートビュウでも、この順番を変更できます。)
  3. クエリのデザイン ビューで選択クエリを作成し、演算に使用するレコードが含まれるテーブルを追加し、演算を実行するフィールドを追加し、グループを定義し、抽出条件を指定します。

  4. ツールバーの (集計) をクリックします。

    デザイン グリッドに [集計] 行が表示されます。

  5. グループ化するフィールドに対して、[集計] セルの [グループ化] はそのままにしておきます。

  6. 計算する各フィールドに対して、[集計] 行のセルをクリックし、[合計]、[平均]、[最小]、[最大]、[カウント]、[標準偏差]、および [分散] のいずれかをクリックします。

    [集計] 行の集計関数

     今の場合は、「最大」を選択します。

    各集計関数の詳細も参照下さい。

     First 関数と Last 関数を使用するときの注意事項の詳細については、 をクリックしてください。

  7. 必要に応じて、抽出条件を入力して表示する演算結果を制限します。

     その方法は ?

  8. 必要に応じて、並べ替えを設定します。

     その方法は ?

  9. ツールバーの (ビュー) をクリックして、結果を表示します。

  10. クエリーのリストで、並び替えたいフィールドを選択します。この場合は、「商品」と「数量」です。
  11. そして、「昇順で並び替え」のボタンを押します。
     SQLビュウでは、以下のようになっています。
    SELECT Order.商品, Max(Order.数量) AS 数量の最大, Order.得意先
    FROM [Order]
    GROUP BY Order.商品, Order.得意先;

期待したものと異なる結果が表示された場合は、 をクリックしてください。











メモ


Excel の並び替えと集計の使い方

 Excelでは、並び替えと集計を使って、グループ集計します。
  1. メニューの「データ」→「並び替え」で、「商品」順、「得意先」順に並び替えます。
  2. メニューの「データ」→「集計」で、「得意先」別に「最大値」を求めます。
  3. できました。「最大値」のみを表示するためには、さらに以下の操作をします。
  4. 「商品」の項目をコピーして、空いている列の一行下のセルを指定して、貼り付けします。
  5. 集計項目だけの、アウトライン表示にするために、「2」を、マウス左クリックします。
  6. でき上がりです。
    アウトラインを削除するには、メニューの「データ」→「グループとアウトラインの設定」で、「アウトラインのクリア」を選択します。
    注:  Excelでは、「グループの基準」は一つしか選べません(この場合は「得意先」)。
     このため、並び替えした時点で、となり合った「商品」で、同じ「得意先」が並んでいる場合は、消えてしまうことです。「3」で、全体を表示して、確認して下さい。

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