リストの値の検索について

Lookup ウィザード   リストの行ラベルと列ラベルを使って、値を検索するための数式を作成できます。Lookup ウィザードでは、特定の列の値を指定して、行内の他の値を検索したり、行の値を指定して、列内の他の値を検索したりできます。

たとえば、商品リストに部品番号、説明、および単価のデータがある場合、特定の部品番号を検索して説明または単価を返す数式を作成できます。Lookup ウィザードを使うと、目的に合った数式を簡単に作成できます。

Lookup ウィザードを使ってリスト内の値を検索する

数式   リストで値を検索するために独自の数式を作成する場合は、次のワークシート関数を利用できます。

• LOOKUP 昇順に並べ替えられた 1 つの行または列で値を検索します。その後、別の行または列の同じ位置の値を返します。LOOKUP 関数では、行ラベルまたは列ラベルがないリストで値を検索できます。
  
  
• VLOOKUP 行ラベルがあるリストで値を検索します。リストの左端の列に行ラベルがあり、その行ラベルに基づいて別の列の値を検索する場合は VLOOKUP を使用します。特に指定しない限り、VLOOKUP を使用する前にリストを並べ替える必要があります。
  
  
• HLOOKUP 列ラベルが付いているリストで値を検索します。リストの上端の行に列ラベルがあり、その列ラベルに基づいて別の行の値を検索する場合は HLOOKUP を使用します。特に指定しない限り、HLOOKUP を使用する前にリストを並べ替える必要があります。
  
  
• INDEX 関数と MATCH 関数を併用して、行ラベルまたは列ラベル、あるいはその両方に基づいてリストの値を検索できます。INDEX 関数は、範囲内の特定の行と列が交差するセルの参照を返します。MATCH 関数は、検索する値に基づいて、範囲内のセルの相対的な位置を表す数値を返します。この 2 つの関数を組み合わせて使用すると、行ラベルまたは列ラベルのいずれかを基にして値を返すことができます。Lookup ウィザードでは、ウィザードによって作成される数式内で INDEX 関数と MATCH 関数が使用されます。

  検索および参照関数の詳細については、ここをクリックしてください。