FreeBASIC Printusing
目次→実行時ライブラリー参考→実行画面関連→PRINT USING←オリジナル・サイト
構成された文字列を、画面か出力装置に出力します。
構文:
(Print | ?) [# filenum ,] [ printexpressionlist {,|;} ] Using formatstring ; [ expressionlist [ ; ] ]
パラメタ:
filenum
printexpressionlist
オプションの、印刷する項目の、先立つリスト。コンマ (
,) かセミコロン (
;) によって分離します。
(より詳細は、
Print を参照して下さい。)
formatstring
使う書式文字列。
expressionlist
フォーマットする項目のリスト。セミコロン (;) で分離します。
記述:
画面表示は、formatstring パラメタで決まっている形式を使うことで、様々な表現を使えます。
内部的に、Print Using は、2048バイトのバッファサイズを使います:
このバッファがいっぱいになることは、めったに起きないですが、この限界に達してしまうと、出力が先端を切られることに注意してください。
印刷対象のリストを全く与えないと、書式の記号列を最初の特別なマーカーまで印刷します。
印刷対象のリストがまったく無い場合でも、formatstring の後のセミコロンがまだ必要であることに、注意してください。
書式の記号列は、画面に出力するとき、どのように表示が編集されるかの方法を決めます。記号列は、特別なマーカー文字を使って記述します。
文字列と数値出力の、それぞれを編集するためのマーカーがあります:
文字列形式
マーカー |
形式 |
! |
文字列の先頭文字だけを印刷します。 |
\ \ |
文字列の2文字以上を表示します。バックスラッシュ ('\') とそれで囲まれたスペース文字 (' ') の字数の文字列部分を表示します。 |
& |
文字列全体を印刷します。 |
正確な文字数が指定されている場合(「
"!" or
"\ \"を使用)、その数の文字を出力するために、文字列は、必要に応じて切り捨てられたり、右側に空白が埋め込まれます。
数値形式
マーカー |
形式 |
# |
#の数だけ、数字の桁が確保されます。
整数数字の代用。あるいは、小数点が前にあれば、小数部分の桁数を示す。 |
, |
整数数字が、3桁毎に、固定小数点表現のコンマによって区切られます。 |
. |
# の近くに置かれて、小数点の場所を示します |
^^^ |
数字の後に置くと、指数形式(E+/-#)で表示します |
^^^^ |
数字の後に置くと、指数形式(E+/-##)で表示します |
^^^^^ |
数字の後に置くと、指数形式(E+/-###)で表示します |
+ |
書式文字列の前/後に置くことで、数の符号が、前置/後置され、そして、正数では、明示的な「+」符号を印刷することを指示します。
|
- |
書式文字列の後に置いて、正/負数のための符号を、前置ではなく、空白/負号を後に追加します。
|
$$ |
整数数字の最初に置くと、数にドル記号を前置します(符号が前置される場合、符号の後)。
|
** |
整数数字の最初に置くと、左側の空白を星印に変更します。
|
**$ |
整数数字の最初に置くと、左側の詰め物を星印に変えたうえで、星印の後にドル記号を前置します。
|
& |
必要な桁の正確な数を使用して、数を知的に印刷します。
(バージョン0.21.0bで、新設) |
全てのマーカー文字は、下線 "_" を前に置くことで、退避させることができます。下線 "_" を使うと、マーカー文字そのものを、直接印刷できるようになります。
例えば、"_!" と記述すると、"!"が印刷されます。"__" は、 "_" と印刷されます。
数値が、書式の記号列によって示された書式に適合しないなら、指定した書式は無視されます。
書式は、数に適合した、科学的記数法に変わって、パーセント "%" 文字が前に付いて、数は印刷されます。
例えば、"##.##" の formatstring がある数値 1234 は、"%1234.00"として印刷されます。
書式文字列のマーカー記号以外すべての文字は、そのまま印刷されます。
式リストの後にセミコロン (;) が続かない限り、改行文字は、式リストで値の後に印刷されます。
例:
Print Using "値は #.## 秒です。";
1.019
Print Using "ポンド記号(_#)の ASCII コードは ### です。";
Asc
("#")
Print Using "1年の最後の日は ## \ \ です。";
31;
"December"
Sleep
上のコードを実行すると、下の出力になるはずです。
値は 1.02 秒です。
ポンド記号(#)の ASCII コードは 35 です。
1年の最後の日は 31 Dec です。
QBからの違い:
-
QB は、"&" を印刷番号として使えませんでした。
参照:
ページ歴史:2022-01-05 04:48:44
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:SysOp