FreeBASIC Print
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画面に文字を書きます。
ソース・コード(.bas ファイル)を、Shift_JIS で保存してコンパイルした場合、実行画面出力では、日本語が使えます!
構文:
(Print | ?) [ expressionlist ]
[ , | ; ]
パラメタ:
記述:
Print は、値のリストを画面に出力します。
数値は、左端に符合のため桁を付加して、文字列表現に変換されます。
ユーザ定義型の場合は、Operator Cast () As String を追加しなければなりません。
表示するリストのつながりは、コンマ (
,) や、セミコロン (
;)で切り離されます。
コンマを使うと、次の14桁目から印刷が始まります。セミコロンだと、間のスペースなしで、続けて印刷されます。
これは、
+ や
& を使って表現を連結することと同様の効果が有ります。
また、
Print は、特別な表現、
Spc() と
Tab() をサポートします。
これらは、表現の間に空白を空けたり、または特定の桁に印刷を並べるのに、使用できます。
コンマかセミコロンが表現リストの後ろに付いていない場合は、表現における値を印刷した後に、改行文字が印刷されます。
Print だけで、その後ろに印刷対象や、分離符もないときは、改行だけを印刷します。
注意:
Print は、各式が表示された後、
Err 値をリセットします。
注意:
描画モードでは、
Draw String は、
Print に柔軟な選択肢を提供します:
画面に文字列を表示するとき、ピクセル位置決めできて、透明な背景を使って、ユーザーが供給したフォントを使うことができます。
例:
'' "今日は 世界!"と印刷して、新しい行に移ります
Print "今日は 世界!"
'' 一行に、複数の文字列を印刷します。次に、新しい行を印刷します
Print "今日は";
Print Spc(1);
Print "世界";
"!";
Print
'' 桁区切り線
Print "Hello!", "World!"
Print "今日は!", "世界!"
Print
'' 文字変数に日本語も格納できます
Dim mw As String
Dim hw As String
mw = "渡辺真"
hw = "今日は 世界!"
Print hw , mw
Sleep
'' 変数や式を表示(Print)します
Dim As Double pi = Atn(1) * 4
Dim As String s = "FreeBASIC"
Print "3 * 4 =";
3 * 4
Print "π の概数値は";
pi
Print s;
" は、スゴイ!"
Sleep
注:日本語 Windows 標準設定の、コマンド プロンプトの「ラスターフォント(Raster font ビットマップ・フォント)」では、Print で、ユニコードの文字を表示しようとすると、半角ベースの幅しか確保しません。このため、全角の文字を含む文字列を表示すると、右端が欠落します。
ユニコード のソース・コード(.bas ファイル)で、WString の全角文字の Print を補助する、ユーザ定義関数 Expand が、あります。
コマンド プロンプトのタイトルバーを右クリックしてプロパティを表示させて、右画面のように、フォントを「MS ゴシック」に変更すれば、プログラムで細工しなくても、素の print で全角文字列を表示できます。
これも、2ちゃんねるの、「デフォルトの名無し」さんに教えていただきました。
方言差:
QBからの違い:
-
-lang qb の、QBASIC変数の型を使用するときは、差異は有りません。
-
符号のない数は、その前に符号のための空白を付けずに印刷されます。
-
QBは、ユーザー定義型(UDT:User Defined Type)について、型変換をサポートしていません。このため、QBでは、ユーザ定義型を Print できません。
参照:
ページ歴史:2016-08-15 13:30:46
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:
SysOp