Extends Wstring は、
typename を宣言して、
Wstring のプロパティと動作を継承します。
目的は、ユーザーが、既存の fbc コンパイラの組み込みにうまく統合できる、カスタム文字列型(つまり、動的メモリ管理)を作成できるようにすることです(fbc の
Wstring 型との良好な相互運用性)。
適切な
Cast 演算子を使った、このような UDT の宣言は、UDT を
Wstring に変換するようコンパイラーに指示します(さらに、
Let,
[] (Pointer index),
Len, ...などの他の適切な演算子も宣言できます)。
Wstring の動作は、直接、または間接的に、そして単独で、ベース型から継承できます。
Wstring の動作は、
base_typename を拡張する UDT によっても継承できます。(疑似多重継承の一種)
(直接、間接を問わず)型を
Extends Wstring として宣言することにより(加えて適切な
Cast 演算子のみを定義することで)、
Strptr/
Sadd,
Lset/
Rset, および
Select Case を使っても、完全に
Wstring 型と互換性があります。