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FreeBASIC Point

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指定された画素座標の、カラー属性を返します。

構文:
result = Point( coord_x, coord_y [,buffer] )
or
result = Point( function_index )

用法:
coord_x
画素のx座標
coord_y
画素のy座標
buffer
読み込み用の、画像バッファ
function_index
戻り値の、画面の座標のタイプ:
 0, 1, 2, 3の内、1つの値

戻り値:
返されるデータ型は、fbc バージョン >= 1.08 の場合 ULong です。
(fbc バージョン < 1.08 の場合は Integer)

 画素の x, y 座標を指定すると、Point は、指定された座標の色属性を返します。
8 bpp の索引モードでは、8 ビットのパレット索引として、
16 bppモード(整数の上位 8ビットは未使用、R、G、B の制限された正確さ)では、24ビットのRGB値として、
32 bppモード(上位8ビットは未使用か、アルファを保持)では、32ビットのRGBか、RGBA 値として。
これは 16ビットの値(5ビットR + 6ビットG + 5ビットB)を返さないことに、注意してください。

引き数が、関数インデックスの場合、Point は、最後の描画コマンドによって設定された、描画カーソル座標の1つを返します。

引数 戻り値
0 現在の物理的な x 座標。
1 現在の物理的な y 座標。
2 現在の視点の x座標。
WINDOW命令文が使われていないなら、
この戻り値は、POINT(0)関数と同じ値を返します。
3 現在の視点の y座標。
WINDOW命令文が使われていないなら、
この戻り値は、POINT(1)関数と同じ値を返します。

説明:
GfxLib 関数は、2つの使い方があります。
GfxLib 関数は、2つの座標を与えると、画面の座標 coord_x, coord_y の画素の色を読み取ります。また buffer を与えると、バッファーの画素の色を読み取ります。
戻り値は、Screen (描画) の 256 色以下の色ではカラー・インデックスで、トゥルーカラー・モードでは RGB 値です。
座標が、画面外かバッファ外にはずれていると、-1 が返されます。

一つの値を与えると、GfxLib 関数は、最後に実行した描画コマンドで設定された、描画カーソルの座標の1つを返します。
最後のコマンドが、バッファで実行された場合は、返される値は、バッファの座標になります。
引数(Arguments)が、範囲 03 以外の場合は、0を返します。

Point 関数は、テキスト・モードでは使えません。

速度について: Point は、有効な結果を提供しますが、繰り返し呼ぶのがとても遅いです。追加の計算およびチェックのオーバーヘッドのためです。
ImageinfoScreeninfo/ScreenPtr から得られる結果を使って、直接にメモリ・アクセスすると、はるかに良いパフォーマンスになります。

例:
注:FreeBASIC 1.08〜 で、SetEnviron を追加しなくても、日本語環境で描画画面が表示されるように改善されました。
' Sets the graphics method GDI
' 描画方法を GDI に設定
SetEnviron("fbgfx=GDI")

' 適切な画面モード - 320×240 x 8bpp 索引付き色 - を設定します。
ScreenRes 320, 240, 8

' 色12(明るい赤)を使って、線を引きます。
Line (20,20)-(100,100), 12

' 線上のポイントの色を表示します。
Print Point(20,20)

' プログラムが閉じる前に休止。
Sleep

出力:
出力
バージョン:
fbc 1.08.0 より前は、返されるデータ型は Integer でした。

QB との違い:

参照:
 描画予約語一覧

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ページ歴史:2023-07-09 00:17:57
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:SysOp

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