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FreeBASIC Cls

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テキスト・モードと描画モードの両方で、画面の表示内容を消去します。

構文:
declare sub Cls ( byval mode as long = 1 )

用法:
Cls mode

パラメタ:
mode
02までの値で、可変の、任意の数値です。
省略すると、デフォルトで 1 となります。

記述:
任意の mode パラメタで、以下のようになります。

mode パラメタを省略(デフォルトで1)すると、CLS は文字表示域や、描画表示域の表示内容を消去します。
描画表示域が、 View (描画) 命令文を使って定義されていると、描画表示域の表示内容は消去されます。
そうでないときは、View Print で定義された文字表示域の表示内容が消去されます。
(文字表示域が、明示的に定義されていない場合は、画面全体の表示内容が消去されます。)

mode パラメタ 0 の場合、画面全体の表示内容を消去します。

mode パラメタ 1 の場合、定義されていれば、描画表示域の表示内容を消去します。
そうでないときは、文字表示域の表示内容を消去します。

mode パラメタ 2 では、文字表示域の表示内容を消去します。


例:
'' 色を、青色背景色で、灰色のテキストを表示するように設定します
Color 7, 1

'' 背景色で、画面を消去します(画面全体の背景色が、指定背景色になります。)
Cls

'' 画面の中央に、文字を表示します
Locate 12, 33
Print "こんにちは、宇宙!"

Sleep


描画モードで、画面全体を、色 0 で消去したいときは、CLS を呼ぶより、Clear を使って画面メモリにゼロを書くほうが、速いでしょう。
注意:FreeBASIC 1.08〜 で、SetEnviron を追加しなくても、日本語環境で描画画面が表示されるように改善されました。

' Sets the graphics method GDI
' 描画方法を GDI に設定
SetEnviron("fbgfx=GDI")

Dim scrbuf As Byte Ptr, scrsize As Integer
Dim As Long scrhei, scrpitch
Dim As Integer r = 0, dr = 1

ScreenRes 640, 480, 8

scrbuf = ScreenPtr:Assert( scrbuf <> 0 )
ScreenInfo( , scrhei, , , scrpitch )
scrsize = scrpitch * scrhei

Do
   
    '' スクリーンをロックします。 (screenbuffer に直接働いている間、これをします。)
    ScreenLock

        '' 画面を消去します。(ここで Cls を使います)
        Clear *scrbuf, 0, scrsize

        '' 円を描きます
        Circle (320, 240), r

    ScreenUnlock


    '' 円の半径を拡大、縮小します
    r += dr
    If r <= 0 Then dr = 1 Else If r >= 100 Then dr = -1

    '' 各フレーム間に短い間を入れます。(CPU を むさぼる(・・・・)のを防ぎます)
    Sleep 1, 1

    '' ユーザがキーを押すまで、繰り返しを実行します
Loop Until Len(Inkey) > 0



QBからの違い:

参照:
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ページ歴史:2021-06-22 03:21:32
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者: SysOp

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