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FreeBASIC は、一般的な、あるいは人気のあるライブラリを使えるように、多くのヘッダーと共に、配布されます。
プログラマは、これらの既存の、静的、あるいは共有ライブラリ(DLL)で利用できる関数を、ヘッダーで指定します。

ライブラリ自体は、FreeBASIC と共に配布されませんが、大部分は、ウェブからダウンロードして、容易にインストールできます。
ライブラリによっては、使うために、最初にソースからコンパイルしなければならないものもあります。
それらのライブラリーを、どう構成して、インストールして、どう使うかに関して、該当の文書を参照してください。
ライブラリのシステム構成は、アプリケーションの構成と一致しなければならないことに注意してください。 たとえば、x86(32ビット)アプリケーションでライブラリを正常に使うには、x86(32ビット)ライブラリが必要です。

静的、あるいは共有ライブラリ(DLL)のいくつかは、FreeBASIC 自身の一部か、オペレーティング・システムの一部として、既にシステム上に存在しているものもあります。

FreeBASIC が使えるいずれのプラットホームでも、多くのヘッダーを使えますが、ヘッダーによっては、プラットホーム特有で、他のプラットホームでは使えない場合があります。

FreeBASIC ヘッダー
FreeBASIC に特有で、FreeBASIC 以外では利用できない機能を提供する、いくつかのヘッダがあります:

C Runtime (CRT)
可能なところでは、Cランタイム(CRT)に対して、クロスプラットフォーム互換ヘッダーを提供します。
例えば
#include once "crt.bi"
printf ( !"Hello World\n" )


特定の CRT ヘッダーを含むには、ヘッダー・ファイルの名前の前に "crt/" を置いてください。
例えば:
#include once "crt/stdio.bi"
Dim f As FILE Ptr
f = fopen ("somefile.txt", "w")
fprintf ( f, "Hello File\n")
fclose ( f )



Windows API
Windows API の多くのヘッダは、FreeBASIC ソースコードに編入して利用できます。
多くの場合、必要なものは、インクルードファイル "windows.bi" だけです。
例えば
#include once "windows.bi"
MessageBox ( null, "Hello World", "FreeBASIC", MB_OK )


特定の Windows API ヘッダーを含むには、ヘッダーの名前の前に "win/" を置いてください。
例えば:
#include once "win/ddraw.bi"


FreeBASIC がインストールされた "inc/win/" ディレクトリを探査して、利用できる Windows API ヘッダーの全てを、見つけます。

渡辺注:Win 32 API の使い方については、下記サイトが、よくまとまっていて、参考になります。
 Win32 API入門
http://wisdom.sakura.ne.jp/system/winapi/
 Win32API(C言語)編
http://www.geocities.jp/ky_webid/win32c/

 Win32 API 日本語マニュアルは、下記でダウンロードして下さい。
Win32JP.zip



提供される他のヘッダー
FreeBASIC に同梱の追加ヘッダーの概要については、 外部ライブラリ索引 を参照してください。
このページには、ライブラリを使うときに含める必要があるファイルも記載されています。
また、FreeBASIC がインストールされている場所にある "inc/" ディレクトリを参照して、他のヘッダを見つけることもできます。
使う必要があるライブラリで、このヘッダーを利用できる可能性があります。
いくつかのヘッダーは "inc/" にあり、他のヘッダーは、そのサブディレクトリにあります。
"inc/" のサブディレクトリにあるヘッダーを含めるには、ヘッダーの名前の前に、それが置かれているディレクトリの名前を付けます。

例えば:
'' inc/curl.bi に有ります
#include once "curl.bi"

'' inc/GL/gl.bi に有ります
#include once "GL/gl.bi"



既成の静的ライブラリを使うための要件
既成の共有ライブラリを使うための要件


バージョン:
参照:
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ページ歴史:2023-01-01 04:15:58
日本語翻訳:WATANABE Makoto、原文著作者:JeffMarshall

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